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4年連続誕生なるか。日本人ノーベル賞候補総ざらい

2017-09-25 06:00:13 | ニュース・時事問題
4年連続誕生なるか。日本人ノーベル賞候補総ざらい


 ここから http://newswitch.jp/p/10493

一部引用します。

生理学医学賞では、体内の異物に抵抗する免疫ブレーキ役のたんぱく質「PD―1」を発見した京都大学の本庶佑(たすく)特別教授が有力候補。PD―1の働きを抑えれば、免疫細胞によるがん細胞への攻撃が再活性化することを発見し、これを応用した小野薬品工業の抗がん剤「オプジーボ」の開発につながった。

 がん細胞周辺の血管の隙間から高分子化合物が通過し、がん組織へ蓄積する効果(EPR効果)を発見した崇城大学DDS研究所の前田浩特任教授と、国立がん研究センターの松村保広分野長も有力候補だ。がん組織を狙って攻撃できるため副作用が少ないとされる、薬物送達システム(DDS)の開発につながった。

 コレステロールを下げる薬の開発につながった物質「スタチン」を発見した東京農工大学の遠藤章特別栄誉教授も有力だ。


物理学賞は
日本人では、東京工業大学の細野秀雄教授が有力候補。鉄の超電導現象を発見し、世界に衝撃を与えた。他にも酸化物半導体「IGZO」や電気を通すセメントの開発などの業績を挙げている。

 また東京大学の十倉好紀教授は、電気と磁気の性質を備えメモリーデバイスへの応用が期待される「マルチフェロイック物質」を発見。東大は3月にノーベル賞級の業績を持つ教授として「卓越教授」を授与し、受賞に期待をかけている。

 磁石の性質を持つ半導体「磁性半導体」の第一人者、東北大学の大野英男教授にも注目が集まる。現在、高性能で低消費電力の集積回路の実現を目指している。


化学賞は
九州大学の國武豊喜特別主幹教授は人工的な細胞膜を作成、人工細胞や膜たんぱく質などの研究が進展した。細胞では脂質分子が二重膜を作り、外界と内部を隔てる。この膜は極めて破れやすく、人工的に再現するのは不可能と思われていた。

 NDFEB(京都市左京区)の佐川眞人社長が82年に開発したネオジム磁石は30年以上、最強の座に君臨している。ネオジム磁石でモーターの力が増し産業用ロボットは油圧から電動に切り替わった。ハードディスク駆動装置(HDD)の読み出し装置や車載モーターにも応用される。

 次世代太陽電池「ペロブスカイト太陽電池」を発明した桐蔭横浜大学の宮坂力特任教授、光触媒を発明した東京理科大学の藤嶋昭学長、リチウムイオン電池の発明者の一人、旭化成の吉野彰顧問も有力だ。



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