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初等社会科教育法 受講生の感想(7)

2025-02-24 07:25:53 | 大学・社会教育講義資料

令和7年2月17日、18日の2日間にわたり、初等社会科教育法の試験(ふり返りレポート)を184名に対して行いました。

時間は90分で、一人平均、約3,800文字(最高6,442文字)をその場で入力しました。この半期で学んだものを、何も見ないで整理して論述することは、本物の力が表れます。貴重なOutputの時間と位置づけています。

これまでもその一部を紹介し、共有してきましたが、今回は、最後の感想を共有します。

次の質問です。 4 最後に、「初等社会科教育法」を受けた感想を書いてください。

前回に続き、10数回に分けて、匿名で全員分を紹介します。

今回は、その7回目。

※ 最後の設問なので、3までに時間を使った人は文章量は少なくなります。4番の文章量で評価が決まるわけではありません。


質問をいただきました。簡潔にお答えします。

Q 全員の感想を紹介する意図は?

A 授業研究では、一部の子どもの作文を用いて、実践の成果を検証することが普通です。

 しかし、その方法に私はかねてから疑問を感じていました。

 「一部の成功例の検証のみで、全体の評価としてよいのか?」「だれ一人取り残されないためには、全員の検証が必要ではないのか?」

 その思いのために、私は全員を検証の対象にするのです。

 これが全員分を紹介する理由ですが、個人情報を極力削除してありますことを付け加えておきます。


◆ この授業は、どの授業よりも「仲間とともに」受けられた授業だったと思える。
 他の授業でも、発表のためなどで一時的に班活動を行うことはあった。だが、先生の「仲間に挨拶しましょう」「仲間に説明しましょう」といった活動が随時盛り込まれたことにより、「この授業は仲間とともに学んでいる」という意識が日ごろからあった。おかげで、活動中は「楽しい」「心強い」と思える瞬間が多くあった。
 仲間とともに学んでもらうことで、学習が楽しく・やりやすくなるというのは、子ども相手にも通用することだろう。むしろ1人でやるのが不安な子でも、より安心して学んでもらえるよい方法だろう、と考えを広げられた。

 また、先生が教えてくださった内容は、いずれも現場で使えるような内容だったのがありがたかった。他の授業ではなかなか丁寧に教えてくれることがない、指導案の書き方や、「おでこにグー」「あてられたら困る人?」といった、現場でも生かせる小ネタ・テクニックなど、教員として働くうえで間違いなく活きる内容だった。おかげさまで、社会を教えるうえでの知識・手段だけではない、将来の教員生活の力になる貴重な授業だったと思えた。

半年間ありがとうございました。


◆ 受けることができて本当に良かったです。今後一生使える資料やツールの紹介、授業の作り方、すべて学びきっていなくともそれらを活用してほめられたことがあります。この授業で紹介されたことすべてを習得したら最強の先生になれると感じました。また、学校などの先生としてのことではなく第15回目の授業では今後生きていくうえでただ与えられた知識をそのまま取り込むだけでいいのか、と訴えかけられたような気がします。一人の人間としての学びにもなりました。授業のテクニックやツールは、学校の教員だけでなく様々な場所に使えると考えています。本当にこの授業を受けられてよかったです。お世話になりました。ありがとうございました!


◆ 私はこの授業を通して、実際に授業で使える細かいテクニックを多く学ぶことができた。児童に発言してもらうときも、指を使ったりルーレットを使ったり挙手を使ったりと様々であった。また発表する人のほうを皆が向けるように、発言者の位置を変えるなど、授業に参加することに意味を持たせる工夫はたくさんあるのだと感じた。社会というものは大学生でも分からないことが多く、教員に自分が教員になったときにはたくさんの知識がないといけないというのは難しく感じる。ただこの授業で学んだことは児童相手だけではなく私たちが学ぶことのできることも多いと感じた。この授業で学んだすべてのことを生かすことができるかは分からないが、自分が授業を進めるうえで大切なことを学べたとても意義のある授業だったと感じた。


◆ 実際に授業をするため、授業を作るための工夫を多く学ぶことができて、とても参考になった。本講義で学んだことを意識して教育実習やこれからに繋げていきたいと考えた。

*時間が足りなく、少なくなってしまい申し訳ございません。
 半年間ありがとうございました。


◆ 私は土井先生の「初等社会科教育法」の授業を受けることができて本当に良かったと思う。毎回の授業で新たな発見や学びが得られ、それらは確実に今後の自分のためになることばかりだと感じる。この授業で学んだことを今後活かせるかどうかは自分次第であるため、この授業を無駄にしないよう、常に思考を止めずに教員を目指したい。


◆ 私は、これまで他の講義を受けて、こんなに主体的に学ぶ授業を体験したことがなかったので、主体的に学べる全員参加型の授業とはこのことなんだなと実感した。土井先生はICTツールをたくさん使われていて、使ったことのないものがたくさんあったし、ICTツールを有効活用することができたら、もっと授業もやりやすくなるし教員側の負担も減らせるのだなと思った。また、教員の働きかけや声掛けによっても、全員参加型の授業や主体的な授業ができるかは大きく変わることを知り、そのときにどのような声掛けを行ったらよいのか学ぶことができた。
 模擬授業を終えてから、土井先生の授業を聞くと、改めて興味が引き付けられるような楽しい授業だったので、授業の展開の仕方やICTツールの用い方でこんなにも変わるのだなと思いました。この講義で学んだことをたくさん今後に生かしていきたいと考える。


◆ 初等社会科教育法を受けて、たくさんの具体的な方法を知ることができました。これまで授業を受けてきて、「子どもたちが主体的に学ぶ授業が大事」ということを学んできましたが、ここまで多くの実践方法を知る機会はあまりなかったと思います。 授業の中で、考えている時間は同じでも状況によって体感何秒に感じるかが変わることを知りました。1 人で悩んでいると時間は長く感じてしまいます。しかし、話し合う相手がいることで教えたり、一緒に考えたりする活動が生まれ、時間が短く感じられます。このことを初等社会科教育法の中で自分も実際に感じることができたと思います。周りの仲間と話し合う機会が多くあり、90分の授業ですが、長いと感じませんでした。今の自分でもこのように感じることができるため、子どもたちも同じだと思います。そのため、話し合いの活動を大事にしようと思いました。 また、子どもたちがどのように感じるかも自分が体験することでそれに近い感じ方を知ることができるため、大事だと思いました。上記の体感の時間も自分が体験することで知ることができました。また、授業の中で席を立つなどの活動も多かったです。席を立つことで気持ちをいったん切り替えることができました。これもきっと子どもたちと近い考えだと思うので、自分が退屈に感じない活動を取り入れるようにしたいと思いました。

さらに、土井先生が説明してくれることによって難しい方法ではないと思うことができ、実践してみたいなと思うことができました。しかし、難しくないと思えるのは先生自身が学ぼうという姿勢があるからだと感じました。最後の授業で「気になったから調べました」と土井先生がおっしゃっていました。考えることを先生が大事にしていることで、子どもたちが考える授業になるための方法を考えることができると感じました。私は、言われたことを「そうなんだ」と受け取ってしまうことが多く、「どうして?」と考えることが少なかったので、考えることを大事にしていきたいと思いました。 授業の中で、たくさんの方法を学ぶことができ、模擬授業の中でも取り入れてみましたが、土井先生のようにできた活動は少なかったと思います。方法を知っても実践が足りていないと感じたので、これからの模擬授業や、教育実習の中で取り入れて、活用できるようにしたいです。半期の間、ありがとうございました。 


◆ 「初等社会科教育法」の授業を受けることで、新しい発見をすることができていつも新鮮な気持ちになっていた。まず、授業の始めと終わりの挨拶から今まで受けてきた授業スタイルとは異なっていた。授業前に仲間にあいさつすることで授業は先生と生徒によるものなのではなく、授業を受けている人同士のかかわりが大切だということに気付かされた。また、授業で実際に使える指導方法がとてもためになった。授業の最初は教師も児童も緊張をほぐすために立つようにすることや、ICTを使用した授業の方法など3年生で行われる教育実習でぜひ参考にし、実践してみようと思った。「初等社会科教育法」の授業で、たくさんの教師としての技術を教わった。しかし、それをただ知識として蓄えるのではなく、使えるようにたくさんの経験を積まなければいけないなと感じた。また、授業中の「良い授業はまねすべき」という言葉が印象に残っている。まねすることはどちらかという悪いことのように思ってしまいだが、まねすることで得られることもたくさんあると思う。実際、模擬授業では先生の技術をまねすることからこんな風にするといいのかなどたくさんのことに気付くことができたと思う。そのため、良いことはまねすることを忘れないようにしたいと思った。


◆ 私が今回の講義を通して一番得られたことは、ICTに対するハードルを下げられたことです。高校生まで、ICTを活用した授業を受けてこなかったからこそ、指導するときどのように活用したらいいのだろうと不安に感じていました。ですか、実際取り入れてみると思っていたより簡単で、受ける側にとっても楽しく授業を受けることができるといったICT活用のメリットが多く見えてきました。しかし、まだ私はICTの扱いに慣れておらず、準備にも時間を要します。今後、ICTを活用し授業準備・教材作成をすると考えると、今のままではまだ不十分だと感じています。そのため、今後の模擬授業でもICTを避けることなく、むしろ失敗してもいいからできるだけ挑戦してみようと考えるようになりました。
 初等社会科教育法では、自分自身楽しみながら、児童に楽しんでもらえる授業づくりのコツを知ることができました。今後、教育実習、さらには就職後も今期も学びを忘れず、授業をつくっていきたいと思います。半期間ありがとうございました。


◆ 今まで自分が受けてきた授業の形を考え直させられるような気付きが多い授業でした。社会科だけでなく、他の教科にも応用できるような知識がたくさんあったので、積極的に活用しようと思いました。特に、ICTの活用については、今まで使い方を学ぶ機会があまりなかったので、どのように使えば子どもたちにとって効果的な学習につなげられるのかわかってよかったです。


◆ 今期初等社会科教育法を受けて、自分自身の授業観が大きく変化した。これまではどのように詳しく教科書の内容を児童生徒に伝えることができるかが良い授業の実践として考えていた。しかし、授業を受ける中で、全員参加型、ICTなどのキーワードを受け、児童生徒が主体となる授業を展開していくべきだと考えるようになった。一方的な授業では知識の伝達にとどまってしまう。児童生徒が自ら授業に積極的に参加することで自ら学ぶをつかみ取ることができると考えた。この授業において紹介されてきたICT活用の実践例はとても参考になるものばかりだった。カフートは自分自身初めて使ったが、とても面白く興味深いものだった。ランキングが表示されることで児童生徒のやる気につながりクイズに授業内容を盛り込むことで導入や復習にもなるというやる気を引き出す実践であると感じた。ただ、カフートだけで導入や復習を終えてしまうとランキングや正答率だけが問題になってしまい学習内容までいけないという児童生徒側の課題も発見した。クイズが終わった後に教師が補足説明をいれたりさらにクイズ内容について教科書を振り返ったりする時間を設けることで、楽しみながら意義のある学びができるのではないかと考えた。
 模擬授業も30分行うのは初めてで時間配分などに困った。班のメンバーと協力し、授業内容のどこを膨らませるべきかどこが削れるかなどを話し合い効果的な授業となるようにしていった。模擬授業をする中で、教科内容を教師がしっかりと理解しなければならないということを改めて感じた。教師が断片的な知識しかもっていないと伝える内容も表面的なものになってしまう。動画や他の人の指導案などを参考に教師自身が学ぶことが何よりも大切であると考えた。
 他のチームの模擬授業においては、学ぶところがたくさんあった。自分たちの班では使用していないICTを活用した授業を行っていたり、小学校を想定ゆっくり丁寧に話していたりと感心する部分が多かった。特に印象に残っているのは8班の発表である。恋愛シミュレーションゲームのような題材で歴史の内容について学修していた。児童が興味を引くような題材を用いることで楽しく学ぶことができた。また、ストーリの幅も広く、児童に考えを求める場面も多かったため、主体的に取り組むことができた。話し方もゆっくり丁寧に話されており聞き取りやすく、また身振り手振りなどで体を使って表現しており視覚的にも飽きない授業実践の工夫がなされていたと思った。
 最後の土井先生の授業はこれまでの中で特に印象に残った授業であった。ユダヤについてあまり知識がなかったが、導入や動画などを用いて知識をならすなどの工夫で事前の知識がなくても自分事として考えることができた。社会認識を通して公民的な資質能力を育成することという教科目標に沿うように、答えのない問題に対しても主体的にまた、社会情勢を踏まえながら社会科的な観点で物事を考えることができた。また、この問題を通して、他の社会情勢にも興味を持つことができた。一つの授業をきっかけに学び続けられる授業を展開することは学校教育における課題であり私が目指している理想の授業像である。このことがまさに体現されていた授業であると感じ印象に残った。
 自分が将来教員になった際には、児童生徒が楽しんで自ら「学びたい」という意欲を引出せる授業を展開したい。そうするための授業の工夫や小さなコツなどが盛り込まれておりとても有意義な授業であったと振り返る。
 半期という短い期間でしたがありがとうございました。これからも自身で学びを深めていきたいと思います。


◆ この授業を受けて、模擬授業に対するハードルが下がったような気がしている。今まで授業案を考えるとき、話し合いやパワポにグループでまとめるという簡単な活動は入れたことがあるが、様々なアプリを使用したことがなかった。まず、こんなにも多く利用できるアプリがあったことも知らなかったので毎回の授業が楽しみだった。先生の声かけについても影響が大きいのは習っており理解していたが、実際にどういう声かをしたらよいか実践的なことは知らなかったので、先生の授業を受けて新たな発見が沢山あった。また、授業のICT化はたくさん聞くが、こんなにも実感できたのは初めてだった。来年度の教育実習で活用してみたいものが沢山あり少し楽しみになっている。
半年間ありがとうございました。


◆ 授業を受ける前、私は社会科教育に対して自信を持てず、「自分にはできない」と感じていました。しかし、全15回の講義を通じて、土井先生から授業テクニックを学んだり、他の学生による模擬授業を観察したりする中で、たくさんの新しい気づきを得ることができました。特に、土井先生が示してくださった授業の進め方や、生徒を引き込むための工夫は、まさに目から鱗のような経験でした。こうした経験が積み重なることで、少しずつ自信がついていったのを実感しています。
 また、この学びは社会科に限ったものではないと感じています。授業の進行方法や学びの引き出し方は、他の教科にも応用できる普遍的なものだと思います。ベテランの先生の授業を観察することや、他の教員と意見交換をすることが、授業の質を向上させるために非常に重要だということに気づきました。実際に授業のノウハウを少しずつ掴むことで、自分の授業に自信を持ち、子どもたちにより良い学びの場を提供できるようになると感じました。
 さらに、授業を通じて教員として大切なこと、例えば生徒とのコミュニケーションの取り方や、興味を引き出すための工夫がいかに重要であるかに気づくことができました。土井先生の講義は、私にとって非常に価値のあるものであり、教員として成長するための大きなステップとなりました。半年間、貴重な学びをありがとうございました。


◆ 授業作りに関して今まで学んでこなかった大切なことを学ぶことができた。「全員参加型授業」という言葉を実感した授業だった。印象に残っているのは、音読は立って行うと全員参加できるということだ。音読に限らず、児童・生徒を立たせることで参加していない人を可視化することができ、「全員参加」して授業を進めることができる。教科書を読むという活動を見ても読み終わった人から座るという制度を設けることで、早く座りたいと集中するようになる。しかし、最後になってしまった人は恥ずかしいという思いから読み飛ばしてしまったり、声が小さくなってしまったりすることがある。よって、最後まで立っていた人に拍手をするなど、最後まで参加出来た人に最後まで丁寧に読んでいて良かったと思ってもらえるように、これからも積極的に参加してもらうために工夫が必要であると学んだ。この講義で実際に体験してみて、やらなければとほどよい緊張感を得ることができ、拍手された時は最後まで頑張ってよかったと、嫌な気持ちで終わってしまうことがなかった。このように、実際経験することで見えてなかった児童・生徒の感情を知ることができ、教師側にとっても各活動の反応を知ることができた。活動してみないと分からないことがたくさんあった。
 また、前を向いて読ませることで前を向いているかいないかで話を聞いているかが分かるという工夫も印象に残っている。スライドでの共有や黒板に示すなどわざとタブレットなどの手元より前を向かざるを得ない状況を作ることで参加状況が分かる。実際、私が学校体験に行った時、ある先生が問題を紙に書くことなく口頭で言って漢字テストをしていた。これは、きちんと人の話を聞くように集中させ、一言一句注意して聞くことができるようにさせるという目的があった。わざと感覚を制限することで、一つに集中させることができることが分かった。
また、資料を見せるときも一部分しか見せないことによって全体像を想像させる役割を持ち、印象付けることができる。一番見せたい資料はじらすと学んだので、見せる速度も工夫することで、注意を引き付けることができることが分かった。このように、資料から問題を出すことで、注目を引き付けることを学んだ。学校で資料の問題を出されたときは、皆で考える時間が楽しく、間違えたときの衝撃も、あってたときの嬉しさも印象に残っていたことに気付くことができた。実際に隣の人と答え合わせをする体験もして、間違えても嫌な気持ちにならず素直に覚えることができるので、生徒の気持ちを考えるという観点から見ても大切だと考えた。
 模擬授業でPowerPointやGoogleform、zoomやkahootなど使ってみて、主体的に活動できる点が良いと感じた。参加人数や全員の意見を見ることができるので、児童・生徒の参加状況や、知識量を量ることができる点においても見える化であると考えた。また、今までこのようなものを使ったこともなければ、作ったこともなかったので、新しい経験になると同時に自信につながった。これまで、自分にこのような授業はできないのではないかという気持ちもあった。しかし、自分でもできることはあると知ることができ、これからどのように活用していこうという未来への展望にも繋がった。
 新しいグループ活動の形を見ることができた。今まで行ってきたグループ活動は話し合いを通して理解を深めるものであった。しかし、ICT活用を取り入れたグループ活動で、意見が出しづらい環境であっても、こんな簡単に意見を言うことができるツールがあったんだという発見になった。みんなで共有することが大切とあってもではどのように共有したらよいのかということを考えた時、話し合うという選択しかなかった。しかし、この講義を通して、たくさんの共有方法を知ることができた。難しい問いの時は他の人の意見を見て考えることのできるzoomのチャット欄での共有、資料を使って共有したい時はPowerPointの中での意見発信を活用する、前時の復習を簡単にしたい時はKahootなどのゲームを活用するなど現状に応じて工夫できる技術を増やすことができた。


◆ この講義を受け、教育実習や将来につながる実践的な力を多く学んだように感じる。ICT を授業で使うことにとても不安があったが、実際に模擬授業で使ってみたことで、使い方を学ぶことができた。実際に使ってみることが一番の近道なのだということを感じた。まだまだ知らないアプリや、授業方法について学びたいという気持ちが湧いてきた。また、児童が発表するときの教師の立ち位置や、教師の声かけの仕方など、細かなところに教師の工夫というのは潜んでいるのだということも学んだ。どれだけ繊細に、多くのポイントに焦点を当てて工夫をすることができるかということが教師の力量に関わってくるのだと思う。教師という職業を目指すものとして、学ぶべきことが少し見えてきたように感じる。日々の勉強、教師の学びが授業づくりにおいて最も大切なことであり、学ぶ姿勢が子どもたちの学びたい欲を掻き立てるのだと思う。自分の教科に誇りをもって、日々学び、奥深さと真の面白さを伝えることができる教師を目指していきたい。そして同時に、教師として、人としての人間性を磨くために鍛錬していきたいと思う。


さらに第8回に続きます。

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