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4月23日の社説は・・・

2023-04-23 05:30:19 | 社説を読む
いろいろ考えられます。
 
・ G7エネ相会合 脱炭素の推進は多様な道筋で
・ 観光船事故1年 責任を追及し対策を徹底せよ
 
・ 知床事故1年 安全運航へ改善続けよ
・ 徴用工問題 解決へ日韓は誠意示せ
 
・ 広がるチャットGPT 利便性に偏らない議論を
 
・ 米銀が抱えるリスクへの警戒を怠るな
・ 科学力再興への「卓越大学」に
 
・ 少子化対策の財源 社会保険料に逃げ込むな 公平負担へ税含む骨太議論を
 
・ 週のはじめに考える 遅れてきた大国インド
 
※ 観光船事故が2社の他は分かれました。
 
中日です。
 
 さて、大国に仲間入りするインドは、どんな国か。岐阜女子大南アジア研究センター特別客員准教授の笠井亮平さんは、近著『第三の大国 インドの思考』(文春新書)の中で、「分かりにくさがつきまとう」と述べています。
 確かに。インドは、日本と米国、オーストラリアとの安全保障などの協力枠組み「クアッド」に加わり、この三カ国との二国間関係も強化中。日米豪の側も、中国やロシアへの包囲網を強めるため、インドを自陣営に引き込もうと躍起になっています。
 その一方で、インドは中ロが主導する地域組織・上海協力機構(SCO)の一員でもあります。クアッドとSCOの両方に加盟しているのは、インドだけです。
 
そうなのです。両陣営とも仲良くし、利を得ようとするコウモリのようにも見えます。
むしろ、将来の「米中印時代」を見据えた、第三極の位置を確立しようとしているのかもしれません。
 

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