赤坂真二先生の講演内容を主観的に紹介する6回目。
例で紹介したT君は、何のためにナイフを持ったのでしょうか?
大都会からの転校生でいじめやからかいの対象になっていた彼が、ナイフを見せたことで仲間として受け入れられ、彼自身の居場所ができたのです。
以後、授業妨害をする側に回りました。
原因と共に、彼の目的が見えてきました。
そこで必要なのが「勇気づけ」なのです。
-1-で紹介しましたが、アドラー心理学では、技法として「勇気づけ」を重視します。
子どもたちのさまざまな問題行動は、勇気をくじかれた状態と考えます。
勇気づけにより、適切な行動の意欲が生まれ、適切な言動が生まれ、共同体とつながるようになるのです。
勇気づけ(傾聴、アサーションなど)により、潜在能力が掘り起こされ、自尊心につながり、共同体感覚が生まれるのです。
T君の場合、構わず授業を始めたことが転機となりました。
不適切な行動には注目しないのです。
その一方で、わずかに見せた適切な行動に対して注目し、彼の居場所を変えていくのです。
こうして、人とつながる方法を教えていきます。
次回に続きます。
例で紹介したT君は、何のためにナイフを持ったのでしょうか?
大都会からの転校生でいじめやからかいの対象になっていた彼が、ナイフを見せたことで仲間として受け入れられ、彼自身の居場所ができたのです。
以後、授業妨害をする側に回りました。
原因と共に、彼の目的が見えてきました。
そこで必要なのが「勇気づけ」なのです。
-1-で紹介しましたが、アドラー心理学では、技法として「勇気づけ」を重視します。
子どもたちのさまざまな問題行動は、勇気をくじかれた状態と考えます。
勇気づけにより、適切な行動の意欲が生まれ、適切な言動が生まれ、共同体とつながるようになるのです。
勇気づけ(傾聴、アサーションなど)により、潜在能力が掘り起こされ、自尊心につながり、共同体感覚が生まれるのです。
T君の場合、構わず授業を始めたことが転機となりました。
不適切な行動には注目しないのです。
その一方で、わずかに見せた適切な行動に対して注目し、彼の居場所を変えていくのです。
こうして、人とつながる方法を教えていきます。
次回に続きます。