<不老不死に挑む>(3)「老化細胞」の除去 慢性炎症抑え 若さ保つ
https://www.tokyo-np.co.jp/article/304195
これはおもしろい!
<GLS1> アミノ酸の一種であるグルタミンをグルタミン酸に変える酵素。反応の過程で、アルカリ性のアンモニアをたくさんつくり出す特徴があります。老化細胞では、細胞小器官の「リソソーム」の膜に傷がつき、内部の酸性物質がしみ出してきます。細胞全体が酸性になると、細胞は死んでしまうはずですが、老化細胞はGLS1を活性化し、アンモニアを使って細胞内を中和します。GLS1の働きを邪魔する物質を投与すると、老化細胞内が酸性のままとなり、生き延びることができなくなります。
<オプジーボ> 免疫の力を利用したがん治療薬。国内では、本庶佑氏と共同で関連特許を取得した小野薬品工業が2014年に発売し、皮膚や肺などのがん治療に使われています。このタイプの薬は「免疫チェックポイント阻害薬」と呼ばれ、近年相次いで実用化されています。