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週刊 日本の100人 第90号 岩倉具視 

2019-10-09 05:39:23 | 歴史関連情報
週刊日本の100人 岩倉具視

シリーズ第90号 は 岩倉具視 です。



維新の三傑といえば、倒幕・維新に尽力した、木戸孝允、西郷隆盛、大久保利通の3人を指すます。


維新の十傑というのもあります。山脇之人『維新元勲十傑論』において挙げた人で、

薩摩藩から 西郷隆盛 大久保利通 小松帯刀

長州藩から 大村益次郎 木戸孝允 前原一誠 広沢真臣

肥前藩から 江藤新平

肥後藩から 横井小楠

そして公家の 岩倉具視 です。


何をもって維新とするかにもよりますが、明治新政府で最も大きな働きをしたのは誰かといえば、意外と岩倉具視ではないかと思っています。

この第90号を見てもそう思います。

孝明天皇の毒殺疑惑など、噂はいろいろありますが、再評価すべき人だと思います。


岩倉具視とは・・・

1825-1883 幕末-明治時代の政治家です。

貧乏公家といわれる堀河康親の次男ですが、大器を感じさせ、上級公家の岩倉具慶の養子となります。
嘉永7年には、孝明天皇の侍従となります。
公武合体をとなえて和宮降嫁をすすめますが、尊皇攘夷派によって一時宮中を追われます。
薩長倒幕派とむすんで慶応3年王政復古を実現し、新政府の中枢にすわります。
明治4年には、特命全権大使となり欧米各国を歴訪。
帰国後には、三条実美太政大臣の代理として征韓論をしりぞけます。
自由民権運動にたいしては、欽定憲法制定の方針をさだめました。
華族の財産保護を目的とした第十五銀行、華族の事業の日本鉄道会社を設立するなど、華族の地位擁護にも尽力しました。
明治16年7月20日、59歳で亡くなりました。

500円札の人と言っても通じますね。

本誌の内容です。


特集
岩倉具視
  天地に慙じざるの心を以て、天地に慙じざるの事を謀る―

ライフ&タイム
 維新政権樹立に尽くした豪腕公家の58年
  朝廷の中枢へ一直線/公武合体実現に奔走
  華麗なるカムバック/世界における日本形成へ
    伝統継承に奔走した晩年

ヒューマンエピソード
 調和を重んじ果敢に決断する朝廷政治家

クローズアップ
 王政復古のクーデター! 電撃政変の一部始終

人物スクランブル
 岩倉具視 人物相関図
  大久保利通/松尾多勢子/三條実美/戸田極子

後世への遺産
  能、京都、平安神宮……開明的公卿が守った風雅

評伝アラカルト
 岩倉具視考
 伊藤博文/徳富蘇峰/西郷隆盛
 朝彦親王/高坂正堯/池辺三山

ビジュアル人物事典
源 義家/源 義経/源 義朝/源 義仲
源 頼家/源 頼朝/源 頼政/源 頼光

日本の100人ミュージアム

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