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6月27日の社説は・・・

2017-06-27 05:30:02 | 社説を読む
タカタがメインですが、
藤井四段を何社が取り上げるかが楽しみです。

朝日新聞
・ 首相改憲発言 国民の目そらす思惑か
・ タカタ倒産 遅きに失したけじめ

読売新聞
・ 首相の政治姿勢 閉会中審査も辞さずに説明を(2017年06月27日)
・ タカタ法的整理 リコールの責任を全うせよ(2017年06月27日)

毎日新聞
・ 藤井四段が公式戦29連勝 14歳の偉業を祝福する
・ 負債1兆円超でタカタ破綻 危機管理を考える機会に

日本経済新聞
・ 民事再生に追い込まれたタカタの教訓
・ スマホ「敗戦」に何を学ぶか

産経新聞
・ 自民改憲案 提出へ濃密な議論を急げ
・ タカタ経営破綻 「信頼」損ねた責任は重い

中日新聞
・ 藤井四段29連勝 進化は社会を刺激する
・ タカタ経営破綻 消費者を忘れた代償

※ 全社がタカタ、藤井四段は2社でした。

毎日です。
「14歳で成し遂げた偉業を心から祝福したい。

 デビュー戦以来快進撃を続けていた中学生棋士、藤井聡太四段(14)が公式戦29連勝を達成し、30年ぶりに歴代記録を塗り替えた。

 藤井さんの強さはどこにあるのだろうか。

 日本将棋連盟の佐藤康光会長は「吸収力がある。日を追うごとに強くなっている感じがする」と評価する。佐藤天彦名人は「14歳なら粗削りが普通。既に老成している」と完成度の高さを指摘した。」

「中学生の活躍は社会現象になり、周囲も元気づけている。藤井さんの活躍によって、地元・愛知県瀬戸市の将棋教室では生徒が急増しているという。テレビゲームなどの広がりで減った子供の将棋ファンが戻ってくることも期待できる。

 藤井フィーバーは、世代を超えた対局や、プロ同士の意地のぶつかり合いなど、将棋がもつ人間ドラマの面白さを再認識させてくれた。

 「大志」を胸に、さらなる高みを目指す藤井さんを見守りたい。」

地元中日です。
「昇段後のさらなる進化の背景として指摘されているのが、将棋ソフトを使ったトレーニングだ。人工知能(AI)が示す局面評価を参考に、三段時代の課題だった序盤、中盤での形勢判断に磨きを掛けた、というのである。

 幼いころから詰め将棋で鍛えたという終盤の正確な読みの力は、三段リーグ時代から折り紙付きだった。つまり、詰め将棋という伝統的な鍛錬に加え、AIの力も使いこなして実力を伸ばしてきたことになる。

 「目標にする棋士はいません。将棋という伝統文化を意識し、すごく強い棋士になりたいです」とは、昇段を決めた際の藤井四段のコメントである。伝統を大切にしつつも前例にとらわれることなく高みを目指す、というその決意表明の通りに旋風を巻き起こしていると言えまいか。

 目覚ましい進化が世の人々を元気づけ、後に続く少年たちに夢を与えているように見える。人々を刺激する若さの可能性を、さらに大きく育てる社会でありたい。」

将棋界はもとより、日本の明るい希望です。


朝日です。
「 自動車部品のタカタが、民事再生法の適用を申し立てた。エアバッグの異常破裂によるリコール費用の負担に耐えられなくなったためだ。負債の総額は1兆円を超えそうで、製造業では戦後最大の倒産になる。

 タカタは、日本での自動車シートベルトの草分けであり、エアバッグでも独自技術で世界的なメーカーに躍り出た。自動車の安全に貢献することを掲げて成長してきた企業が、製品の欠陥によって、自らの基盤と存在意義を掘り崩してしまった。」

日経です。
「欠陥エアバッグ問題で浮き彫りになったのは、タカタをはじめとする関係者の対応の鈍さだ。異常爆発の原因は今も完全に解明できていないが、事故が起きているのは現実であり、自ら能動的に対策を打つ必要があった。だが実際には世論の高まりに押される形の受け身の対応が目立った。

 米司法省は今年1月に出した声明で「10年以上にわたり安全よりも納期や利益を優先してきた」とタカタの企業体質を批判している。同社経営陣の優柔不断さを指摘する声もある。

 今回の事件は自動車産業全体にも教訓を残した。自動運転など新たな技術がこれから実用化されると、便利さの裏側で、過去にはなかったような新種の安全問題が起きるかもしれない。その時に機敏に対応しなければ、消費者と社会の信頼を失うことになる。」

トップの役割について話題なっています。
寛挙げるところがあります。

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