知的好奇心を高める技術
今日から「知的好奇心を高める技術」に入ります。
《 資料は一部をかくせ!》
知的好奇心を高める最も簡単で、しかも、効果的な方法が「かくす」。
資料はいきなり全部見せるとそれで終わり。
しかし一部を隠すことで、いっきに思考が働き出す。
例えば詩なら題名を隠す、キーワードを隠す。
統計資料なら、単位を隠す、タイトルを隠すなどで、子どもの脳みそが動き始める。
写真のような?の紙を準備しておくとよい。
うまく隠して、知的好奇心を呼び起こす仕掛けをつくろう。
「かくす」を使った問題である。
( )には、ある共通した単語が入る。
考えていただきたい。
( )
まど・みちお
( )を ごらん
足が あるくよ
顔
くびが おしてゆく
そらの なかの
顔
( )を ごらん
足が あるくよ
まど・みちお
( )を ごらん
足が あるくよ
顔
くびが おしてゆく
そらの なかの
顔
( )を ごらん
足が あるくよ
かくすだけで、文を何度も読み、しかもこの詩の本質に迫ることができるのである。