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常用漢字が196文字追加

2010-04-18 07:49:50 | 教育関連情報
今朝の中日新聞によると、よく使われる漢字の目安「常用漢字表」の改定を議論している文化審議会の漢字小委員会で、新しい常用漢字は2136字とする最終案が、17日までにまとまったとありました。

-------以下引用--------

今回の作業は、パソコンや携帯電話など情報機器の普及で難しい漢字も容易に使えるようになった近年の社会状況を踏まえた。1981年の現行常用漢字表制定以来、約30年ぶりの見直しとなる。

(1)使われる熟語が多い(2)漢字の方が読み取りやすい―などの基準で選定。固有名詞にしか使われない漢字は原則入れないことにしたが、都道府県名で使われる「岡」「熊」「茨」「栃」「埼」「梨」「阜」「奈」「阪」「媛」「鹿」の11字は「公共性が高い」として新たに盛り込んだ。

---------引用終わり-------

そのほか、今回追加された文字を自分なりに見てみました。

「エッ、これまで常用漢字でなかったの?」と思った文字を紹介します。

「嵐」:ジャニーズの人気グループでなくとも、誰もが知っているし、使います。
「枕」:清少納言の「枕草子」は、「まくらの草子」と教えるべきだった?
「鬱」:書ける人は少ないけど、読める人が多い文字の代表です。「鬱病」が増えたおかげ?
「訃」:この一文字では使わないけど、「訃報」でおなじみ。熟語でしか見ません。
「拉」:これも「拉致」でおなじみ。社会問題が常用漢字を変えた代表的な例です。
「柿」:普通に使っていました。果実の柿しか使いませんが…
「咽喉」:医師会の力かな?
「挨拶」:これからは漢字で書かないと・・・
「旦」:年賀状に「元たん」は似合いません。
「丼」:「天どん」ではおいしそうではありません。

地名、人名、体の部位などが大きく増えました。
チェックしておきましょう。




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