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12月18日の社説は・・・

2012-12-18 06:35:30 | 社説を読む
選挙結果、今後の政局が柱でしょう。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 惨敗民主党―「責任野党」の姿見せよ
・ 維新の会―政策の基本軸を明確に

読売新聞
・ 安倍政権へ始動 次の参院選まで息が抜けない
・ 中国機領空侵犯 自衛隊への挑発が過ぎないか
  
毎日新聞
・ 穏健な国際協調外交で…安倍次期政権に望む
・ 長続きする経済成長を…安倍次期政権に望む

日本経済新聞
・ 新政権は経済と外交の停滞を破れ

産経新聞
・ 新政権と日銀 双方の責任明確な協定を
・ 猪瀬都知事 柏崎稼働へ国と調整急げ

中日新聞
・ ひるまず地方から声を 衆院選と地域政党

※ 安部政権への期待と要望が並びました。

朝日「政権を担うということが、いかに難しく、厳しいものか。
 総選挙で衝撃的な惨敗を喫した民主党は、そのことを身をもって学んだに違いない。
 衆院に小選挙区比例代表並立制が導入されて18年。6度目の総選挙の結果は、想定されていた二大政党制の姿とはほど遠い「自民党一人勝ち」の様相となった。」

 これが小選挙区制なのです。
 だから政権交代が容易なのです。

 愛知県の大村知事が小選挙区制を批判しています。

 大村秀章愛知県知事は17日の定例会見で、自民党が衆院選で獲得した圧倒的な議席数は民意と乖離(かいり)しているとして「小選挙区を中心とする選挙制度は失敗だった。中選挙区を軸とした制度に戻すべきではないか」と指摘した。 中日新聞 2012年12月17日 11時50分

 しかし、これは18年前にわかっていたことです。
 このことも理解した上で、中選挙区制から小選挙区比例代表並立制を選択したのです。

 結果が思うようにいかなくて制度を批判するのは、立場のある人の発言としてはいささか疑問です。

 カナダでは、与党が2議席にまで減り、名前を変えて、再び与党に戻った例があります。

 自民党も、次にはどうなるかわかりません。

 この緊張感が、小選挙区制の魅力なのです。

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