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4月9日の社説は・・・

2020-04-09 05:30:04 | 社説を読む
今日もコロナか・・・
緊急経済対策が主か

・ 福島の処理水 地元との対話を尽くせ
・ 緊急経済対策 不安解消にはほど遠い

・ 緊急経済対策 早く確実に支援は届くのか

・ 武漢の封鎖解除 経験伝える責任の自覚を
・ 経産省の虚偽文書 まるで反省の色が見えぬ

・ 危機克服へ産業界の知恵と協力が必要だ
・ ASEANは危機に結束を

・ 緊急経済対策 国難克服へもっと速度を 生活困窮者の支援を徹底せよ

・ 現金給付30万円 仕組みの変更を求める

※ 全社が緊急経済対策です。

朝日です。
過去最大の事業規模という割に中身は乏しく、緊急事態宣言で募る国民の不安を解消するにはほど遠いと言わざるを得ない。新型コロナウイルスの感染拡大にともない、政府が決めた緊急経済対策である。
 目玉は計6兆円超の現金給付だ。国内感染の確認後、政府がこれまで2度にわたってまとめた対策では、原則として融資による支援に限ってきたから、一歩前進ではある。
 個人向けでは1世帯当たり30万円の現金を配る。リーマン・ショック直後の経済対策で行った定額給付金(1人1万2千円、18歳以下と65歳以上は2万円)と比べ、破格の金額だ。
 ただし、対象は全体の2割の1300万世帯。受け取れるのは、住民税がかからない金額まで年収が下がった低所得者世帯などだ。休業で収入が4割減った会社勤めの人でも、その多くは蚊帳の外に置かれる。
 もちろん、コロナ禍の影響を免れている人や高所得者も含めて、一律に給付する必要はないだろう。しかし今回は対象を絞りすぎたのではないか。

これは、どうやっても必ず誰かが文句を言います。
「平等に一律にしても、所得差があるので不公平だ」
そう、平等と公平は違うのです。効率とは対立します。
所得で決めると、必ずどこかで線引きがでます。
本当に困っている人にあげたいのに、不正で手に入れようという人も出てきます。
それは、防がねばなりません。

天候不順と浅間山の大噴火で天明の飢饉が起き、天才的な経済策で手腕を振るった田沼意次 が失脚させられました。

東日本大震災は、もともと脆弱だった民主党政権の寿命をさらに縮めました。

天災の後処理は難しいのです。

今の日本のコロナの状況は、欧米と比べるとはるかにましです。
それでも、何かやろうとすると今日の社説のように文句が出ます。

繰り返しますが、平等と公平と効率、どれも上手くやるのは難しいのです。

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