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離任式

2009-04-08 21:11:36 | 日記
 離任式はいやですね。悲しすぎます。今日の離任式の言葉の概略をお知らせします。
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 1年生の皆さん、入学おめでとう。いい学校に来ましたよ。先輩がいい、先生がいい。

 2年生の皆さん、みなさんはすなおです。素直な人は伸びます。

 3年生の皆さん、皆さんは、南中の新たな歴史をつくる可能性を感じます。私が知る限り、ここ20年ほどで、最高の学年になれる可能性を感じます。

 さて、最後の話をしなければ成りません。

 実は、2年前に南中に来たときに、今日、これからする話を決めていました。

 離任式ではこれを話そう。
 それを、自分の目標にしようと思ったのです。

 それは、「みんなの ペケペケ のお手本になれればいいな。」ということです。 

 さて、ペケペケとは何でしょう。漢字で4文字です。

 朝礼の話も、校長日記のブログの内容も、実はこのためなのです。
 ヒントは「生」

 休みにマラソン大会に出たり、コンサートを聴きに行ったり、講演会に行ったり、そうしたことをブログで紹介してきました。

 もう一つヒントは、「習」

 おやじの会など、地域の活動の様子も紹介しました。

 「学」

 岩倉の歴史の話も、調べてお話ししましたよね。

 もうわかるかな。時々、テレビで耳にする言葉です。

 みんなの、「生涯学習の」手本になりたいと思ったのです。

 生涯学習とは、いつも学ぼう、よりよく生きよう、それを続けようということです。
 学習というのは、勉強ということだけではありません。何でもいいのです。

 学んで、習う。

 周りには、自分よりすごい人はいっぱいいますよね。
 あの人はこれがすごい。
 よし、少しでも近づこう。

 この人はここがいい。
 よし、マネをしてみよう。
 
 江戸時代に、手作りの道具で測量して日本の地図をつくった伊能忠敬。
 あの人は、50歳で仕事を辞めて、測量や天文の勉強を初め、測量を始めたのが56歳です。何というエネルギーでしょう。

 北斎が、「富嶽三十六景」を書き始めたのが63歳、「富嶽百景」を描き始めたのは、何と74歳。

 それに比べれば、まだまだできるなと思います。

 みんなは、もっと可能性があります。
 そして、この南中は、みんなの可能性を伸ばしてくれる学校です。

 どうせやるならもう少しがんばってみよ。もう少し工夫してみよう。

 それが、生涯学習の心です。

 これからも、みんなの活躍を、離れたところから見ています。

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