今日は、江南市民文化会館で行われた、第32回江南市小中学校器楽クラブ交流会へ行って来ました。
市内の13校が熱演を披露しました。
トップバッター、古知野中学校の演奏です。
かつては、どこかの学校で、数校の学校が集まって交流会を開いていたのですが、少しずつ輪が広がって、会場が市民文化会館になりました。
中学校の上手な演奏を聴くというのが主な趣旨だったのが、今では、小学生も負けていません。
古知野南小学校の演奏です。
少ない練習時間であるにもかかわらず、しっかりとした息を入れて、フレーズも表現しようとしています。指導の先生のセンスの良さが感じられます。
どの小学校も、かつての「ブーブー」という音から「パーン」という音になってきました。
むしろ課題は中学校の木管です。
特にクラリネットは、倍音の多い、豊かな響きは難しいようです。
ふれあいコーナーでは、「負けないで」をみんなで演奏しました。なかなか壮観です。
会場全体から音が聞こえるという感覚は、めったに味わえるものではありません。
ゲストは、昨年に引き続き、ブラスクインテット「ザ・ニューズ」のみなさんです。
息のあったアンサンブルを聴かせてくれました。
軽く吹いてもよい音がでます。無理がありません。
音楽は、p(ピアノ)、すなわち弱い音が難しいのですが、見事に表現できています。
子ども達に、よいイメージづくりになったと思います。
こうして聴いていると、江南市全体の音楽のレベルがあがっていることは間違いありません。これからが、ますます楽しみです。