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3月29日の社説は・・・

2018-03-29 05:40:38 | 社説を読む
全社が北朝鮮・中国でしょう。

朝日新聞
・ 金正恩氏訪中 対話生かす国際連携を
・ 年金支給ミス 信頼回復へ業務見直せ

読売新聞
・ 中朝首脳会談 核放棄へ各国の連携を築け(2018年03月29日)
・ 中学道徳教科書 考えを深める授業の手だてに(2018年03月29日)

毎日新聞
・ 陸自に初の統一司令部 国民の信頼に足る運用を
・ 金正恩氏が習主席と会談 大きなゲームが始まった

日本経済新聞
・ 中国は北朝鮮の核放棄へ圧力の維持を
・ 地方議会の姿を柔軟に探れ

産経新聞
・ 沖縄ご訪問 鎮魂と交流をつなげたい
・ 金正恩氏の訪中 「非核化」の真意見極めよ

中日新聞
・ 金正恩氏訪中 会談を非核化に生かせ
・ 

※ 全社が並びました。

朝日です。
「北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)氏が中国の北京を訪れ、習近平(シーチンピン)国家主席と会談した。確認されている限り、最高指導者となった金氏が外遊するのは初めてである。

 中国側によると、金氏は会談で、平和と安定の維持を望み、朝鮮半島の非核化に尽力すると語ったという。2人は今後もひんぱんに会う意思を確認した。

 両国の対話が軌道に乗るのは望ましい。非核化と和平には、北朝鮮の最大の後ろ盾である中国の関与が欠かせない。」


読売です。
「問題なのは、北朝鮮の核放棄の意図が依然、疑わしいことだ。

 金委員長は、「金日成主席と金正日総書記の遺訓に従い、非核化実現に力を尽くす」と述べた。米国と韓国が「段階的で同時並行の措置」をとり、北朝鮮側の行動に「善意で応じる」ことを核問題解決の条件とする考えも示した。

 北朝鮮の歴代政権は、国際社会を欺き、自国民に貧困を強いながら核開発を進めてきた。「遺訓」には何の説得力もない。」

その通り。


毎日の書き方がおもしろい!
「朝鮮半島をめぐる関係国の駆け引き、すなわち大がかりな外交ゲームが始まったととらえるべきだろう。」
最後には・・・
「北朝鮮は米韓への批判を手控えつつ、日本非難は続けている。そんな見え透いた離間策に乗せられてはいけない。急激な展開に対応する日本の外交力が問われている。」


日経です。
「トランプ大統領の「武力行使も選択肢の一つ」とする厳しい姿勢の効果もあって、金委員長は先の韓国・平昌冬季五輪の機会を利用して緊張緩和と対話に乗り出さざるをえなかった。ここに至る過程では中国の貢献を認めるべきである。」

「とはいえ、ここで中国が圧力を緩めてしまえば、北朝鮮の思うつぼである。核放棄の実現に向けたカギを握るのは今後も中国だ。中国は米国、韓国、日本とも連携しながら、引き続き最大限の効果的な圧力を加える責任がある。」


産経です。
「必要なのは、核・ミサイル開発の放棄を内外に明言し、検証可能かつ不可逆的な形で非核化を進めることでしかない。」

前にもありました。


中日はこれまでの歴史に触れています。
「中朝両国は、朝鮮戦争(一九五〇~五三年)を共に戦って以来、協力関係を維持してきた。

 金正恩(キムジョンウン)・朝鮮労働党委員長の父、正日(ジョンイル)氏は、晩年、集中的に訪中し、中国側と意見調整を行った。

 しかし正恩氏の時代に入った二〇一三年、中国とのパイプ役だった正恩氏の叔父、張成沢(チャンソンテク)氏が粛清されたことなどから、急速に冷え込んでしまった。

 さらに北朝鮮が昨年、核・ミサイル開発の実験を重ねたため中国側が不快感を募らせ、国連の経済制裁を、厳しく実行していると伝えられる。

 これが北朝鮮経済への打撃となり、正恩氏が対話路線に舵(かじ)を切る契機になったとの見方さえある。」

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