愛知県吹奏楽コンクール 西尾張地区大会 2日目
今日も、A編成の残り1校の演奏を聴いてきました。
審査結果を思って感じたことをメモしておきます。
審査結果は概ね思ったとおり。5人の審査員の集計は、客観的といえます。
34校中、金賞は11校、銀賞は10校、銅賞は13校。県大会出場は金賞受賞校の中から3校でした。
もちろん、各賞の境界線はきわどく、2日目はやや辛い印象を感じましたがそれは仕方ありません。
何が違うのでしょうか?
自分なりの見方を紹介します。
1 金管と木管のバランス
アンバランスなところはNG。メロディーが金管から木管に引き継がれるときに、がくっとします。
特に、クラリネットの音色、音量は大切です。
オーケストラならバイオリンパートですから。
2 ffがきたない
自分のコントロールを超えた音を出しては行けません。
音程と音色のことです。
みんなが超えたら?それを合わせたら、騒音です。
3 ppの表現がまずい。
音楽は、f(フォルテ)より、p(ピアノ)が難しいのです。
ある超一流のバオリニストが、「最も難しい曲は?」と尋ねられたときに、「pppのロングトーン」と答えたことが忘れられません。
その通りです。
自転車で超ゆっくり走るようなものです。
そこで、いかに音楽表現するかは、たしかにフォルテより難しい。
練習時間も必要です。
しかし、練習は、大勢が参加するtuttiに時間をかけてしますのが普通です。
4 フレージングがまずい
メローディの固まりがフレーズ。それをどう設計するかがフレージングです。
曲に命を与えるのは、フレージングにかかっています。
そこに意図が感じられない演奏が多いのです。それは、プレーヤーでなく、指揮者のせいかもしれません。
無神経に切れるメロディ、最後まできこえない、下がる音程、気を付けてほしいものです。
楽譜を、ただその通り音を出しても音楽にはなりません。そこに命を与えるのが人間の役割です。
今日も、A編成の残り1校の演奏を聴いてきました。
審査結果を思って感じたことをメモしておきます。
審査結果は概ね思ったとおり。5人の審査員の集計は、客観的といえます。
34校中、金賞は11校、銀賞は10校、銅賞は13校。県大会出場は金賞受賞校の中から3校でした。
もちろん、各賞の境界線はきわどく、2日目はやや辛い印象を感じましたがそれは仕方ありません。
何が違うのでしょうか?
自分なりの見方を紹介します。
1 金管と木管のバランス
アンバランスなところはNG。メロディーが金管から木管に引き継がれるときに、がくっとします。
特に、クラリネットの音色、音量は大切です。
オーケストラならバイオリンパートですから。
2 ffがきたない
自分のコントロールを超えた音を出しては行けません。
音程と音色のことです。
みんなが超えたら?それを合わせたら、騒音です。
3 ppの表現がまずい。
音楽は、f(フォルテ)より、p(ピアノ)が難しいのです。
ある超一流のバオリニストが、「最も難しい曲は?」と尋ねられたときに、「pppのロングトーン」と答えたことが忘れられません。
その通りです。
自転車で超ゆっくり走るようなものです。
そこで、いかに音楽表現するかは、たしかにフォルテより難しい。
練習時間も必要です。
しかし、練習は、大勢が参加するtuttiに時間をかけてしますのが普通です。
4 フレージングがまずい
メローディの固まりがフレーズ。それをどう設計するかがフレージングです。
曲に命を与えるのは、フレージングにかかっています。
そこに意図が感じられない演奏が多いのです。それは、プレーヤーでなく、指揮者のせいかもしれません。
無神経に切れるメロディ、最後まできこえない、下がる音程、気を付けてほしいものです。
楽譜を、ただその通り音を出しても音楽にはなりません。そこに命を与えるのが人間の役割です。