講座 荘園への招待 -日本中世史の核心に迫る- が終わりました
昨日、中日文化センターで行われた、第3回 講座 荘園への招待 -日本中世史の核心に迫る- へ参加しました。
これで、この講座が完了です。
講師は、名城大学教授 伊藤俊一 先生。
講座のもとになったご著書です。
荘園は日本の原風景である。公家や寺社、武家など支配層の私有農園をいい、奈良時代に始まる。平安後期から増大し、院政を行う上皇の権力の源となった。鎌倉時代以降、武士勢力に侵食されながらも存続し、応仁の乱後に終焉を迎えた。私利私欲で土地を囲い込み、国の秩序を乱したと見られがちな荘園だが、農業生産力向上や貨幣流通の進展に寄与した面は見逃せない。新知見もふまえ、中世社会の根幹だった荘園制の実像に迫る。
https://www.chuko.co.jp/shinsho/2021/09/102662.html より
書評です。