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10月10日の社説は・・・

2012-10-10 06:06:25 | 社説を読む
朝日以外は、IMF世銀総会がくるでしょう。

経済の勉強のチャンスです!

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ PC乗っ取り―ウイルス犯罪へ備えを
・ 皇室のあり方―国民の支えあってこそ

読売新聞
・ オスプレイ配備 より強固な日米同盟の象徴に
・ 復興予算「転用」 被災地支援が後回しでは困る

毎日新聞
・ 動き鈍い改造内閣 立ち枯れの道を歩むな
・ 子どもの貧困 政治は冷たすぎないか

日本経済新聞
・ 認知症高齢者の在宅シフトを促すには
・ 実効性ある原発防災指針に

産経新聞
・ 原発防災指針 重点域30キロ圏は現実的か
・ 復興予算 優先順位つけ水膨れ防げ
 
中日新聞
・ PC遠隔操作冤罪生まぬ捜査心せよ
・ IMF世銀総会「沈滞の国」 覆す機会に

※ 予想が大外れ

IMF世銀総会は中日だけでした。
他社は、中身の議論に入ってから取りあげるつもりでしょう。

中日から引用します。

「国内総生産(GDP、名目)が九〇年代の水準を下回っている国は他にない。高齢化や巨額財政赤字に直面して「沈滞した国」というのが外国人が抱く最近の日本評である。」

「とはいえ、曲がりなりにも千年に一度の震災を克服し、長引く超円高という逆風下でも日本経済は立ち直った。欧州の危機が「世界経済の脅威」と非難されながら四年以上も続いてきたり、米国発のリーマン・ショックのように世界を道連れにしたのとは対照的である。外国人は東京の高層ビル建設ラッシュに目を見張るはずだ。」

「IMFが東京で九日発表した世界経済見通しは、二〇一二年の成長率を3・3%と七月時点よりも下方修正し、減速感を強調した。これを受け、一連の会議では、欧州危機や米国の財政問題、新興国経済の減速など先行き不透明感が強まる世界経済が議論の焦点となる。」

「日本は、官民合わせて二百に上る会合の場で、失敗も含め自らが学んできた経験や知見を、じっくりと世界に説明し、成果を還元すべきだろう。」

ざっと、このような流れです。

他社の記事も似ています。

すなわち、資源の乏しい日本が、人の力でここまで成長してきたが、少子高齢社会になり、人の力の先が見えてきた。

グローバル社会が進み、安い賃金と長い労働時間で価格競争に強い新興国が成長してきたが、新はいつまでも続かない。次の新が出れば、旧になる。

ここで重要になるのが、国家としての基礎力。
国民の教育レベルやモラル、政治機構の安定、資源の安定確保、そして国民性。

これからの日本で大切なものが見えてきます。 

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