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週刊 日本の100人 第73号 北条時宗 

2019-09-22 05:24:56 | 歴史関連情報
週刊日本の100人  北条時宗

シリーズ第73号は北条時宗(1251年-1284年)です。



 歴史上の偉人といわれる人物で夭逝(若くして亡くなること)した人は誰を思い浮かべますか?

 芸術家ならいろいろ思い浮かぶでしょう。

 モーツアルト 35歳
 シューベルト 31歳
 瀧廉太郎    23歳

 樋口一葉    24歳
 石川啄木    26歳
 中原中也    30歳
 新美南吉    29歳

 処刑、暗殺されたり、戦死した人も思い浮かびます。 

 坂本龍馬   31歳
 天草四郎   16歳
 ジャンヌ・ダルク 19歳
 土方歳三   34歳

 しかし、業績のある統治者で、北条時宗ほどの夭逝は少ないのでは?

 北条時頼の子。サラブレッドとして産まれます。
 わずか9歳で小侍所別当に就任。
 モンゴル帝国の使者の来訪を機に、17歳で執権に就きます。
 九州の防備体制をかため、2度の蒙古軍の来襲を撃退(文永・弘安の役)。
 円覚寺を建立し、33歳(満32歳)で亡くなりました。

 太く短い人生です。

 歴史の人の評価は二分されるのが常です。
 しかし、日本は世界一の大国からの侵攻を二度にわたって撃退した唯一の国であったことは事実です。
 わずか23歳にして、その政府・軍の最高責任者としての心労は計り知れないものがあったと思います。

 本誌の内容です。

北条時宗
 軍兵等は守護の命に従い、防戦の忠を致すべし

ライフ&タイム
 国難に立ち向かった若き執権の33年
  北条一門の期待を受けて/政治の舞台に登場
  嵐を前にした国家統制/巨大なモンゴル勢力に挑む
  早過ぎる人生の閉幕

ヒューマンエピソード
 謹厳な精神をもつ悩み多き統率者

クローズアップ
 神風は日本を救ったのか? 元寇の実態に迫る

人物スクランブル北条時宗 人物相関図
 フビライ・ハン/北条政村/安達泰盛/日蓮

後世への遺産
 円覚寺、カミカゼ……神話とともに生きる精神

評伝アラカルト
 北条時宗考
  安積澹泊/本居宣長/塩野七生
  村井章介/田口卯吉/豊田有恒

ビジュアル人物事典
 二宮金次郎/丹羽長重/丹羽長秀/額田王
 乃木希典/野口英世/橋本左内/支倉常長

日本の100人ミュージアム

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