遠州FW -5-
令和5年12月3日、いつものメンバーで、遠州にFWに行ってきました。その様子を数回にわたってお知らせします。
掛川城(かけがわじょう)の5回目です。
図の出典 http://www.ochakaido.com/kokon/tabi/11-4.htm
命名の由来はともかく、上の図を見る限り、堀としては重要ですね。
三日月堀です。
本来は、次のような丸馬出の防御の堀のことです。図は武田氏館跡です。
https://www.city.kofu.yamanashi.jp/senior/kamejii/017.html
この右側は二の丸の馬出し?には見えませんが・・・
御殿へ移動しました。御殿のHPです。
ここは現存4御殿の一つです。
○「高知城」(高知市)「本丸御殿」。城とつながっています。
○「川越城」(埼玉県川越市)「本丸御殿」。一部が残っています。
○「元離宮二条城」(京都市)「二の丸御殿」。超有名です。
そして、この掛川城です。
国の重要文化財です。
重要文化財に指定されるためには、棟札など、建設時期がわかるものが必要なのです。
棟札が展示されていました。
このあたりは、国宝を決めたもの として書きました。
https://blog.goo.ne.jp/syaraku0812/e/ec03ee9ebf7dcbd97ac5830b56e2f66e
をご覧ください。
ここには、太鼓がありました。
注目はその説明。
時報のルールが記載されていました。
「明け六つ」「暮れ六つ」意外は知りませんでした。
道後温泉本館の振鷺閣(しんろかく)でも太鼓を鳴らしています。
調べてみると、「開館や時刻を知らせる目的で、午前6時に6回、正午に12回、午後6時に6回太鼓が打ち鳴らされます。この刻太鼓(ときだいこ)は、明治27年に本館神の湯棟が改築されたときから続いており、平成8年7月1日に環境庁(現在の環境省)の「残したい日本の音風景100選」に選ばれています。」だそうです。
ローカルルールなのかもしれませんね。
掛川城天守閣は1596年に築造されましたが、安政の大地震(1854年)により崩壊してしまいました。
掛川城は平成2年(1990年)8月から復元工事が行われ、平成6年(1994年)4月に竣工。幕末に描かれた絵図と天守台の遺構をもとに復元されました。嘉永5年(1852)に伊予松山城天守が築かれてより実に140年ぶりの木造城郭建築であり、日本初の木造完全復元の城となりました。
なぜ木造?
当時の掛川市長、榛村純一氏の思いでした。榛村氏の家業は林業。掛川市森林組合長や県森林組合連合会専務理事を務め木の文化に強い思いがあったのです。
動画をご覧ください。
高知城との関係は・・・・
掛川城はこれで終わります。
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