漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

手賀沼  幼鳥シリーズその10 ~コブハクチョウのヒナ(Aグループ)~

2015年05月19日 | 手賀沼散歩(手賀沼日記)
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●「A」グループのその後です・・・

●田圃のそばのクローバーを啄んでいます・・・

●成長は速いですよお・・・


●フォトチャンネル<手賀沼 コブハクチョウのヒナ(Aグループ)>


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手賀沼   オオヨシキリ(その3)

2015年05月19日 | 手賀沼散歩(手賀沼日記)
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●あいかわらず、至る所で五月蠅く鳴いています・・・

●湖側の葦原とは反対側の田圃のそばの葦原の中にもたくさんいるようです・・・

●たまたま、ちょっと高い木の天辺にいたので、撮れました🎶

●口を大きく開けて、叫んでいるような鳴き方ですねえ・・・


●フォトチャンネル<オオヨシキリ>


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27-①向け  実践問題 ー文章題その19ー

2015年05月19日 | 文章題
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●27-①対策として、森鴎外「北条霞亭」につづき、「伊沢蘭軒」で、文章題の実践問題を作成してみました。これも10回程度連載する予定です。ご感想やご意見もぜひお寄せください。
●文章題の回答訓練にお役立てください・・・
 ・ポイント①文意・文脈や(注)から該当する漢字や熟語が思い浮かぶようにする。よく文章と(注)を読んでください。
 ・ポイント②80~90%程度は回答できるレベルだと思います。水準以下だった場合は、他分野の訓練もあわせ注力してください。
 ・ポイント③公開済みの「26-③対策」も依然として有効ですので、復習用にぜひご活用ください。
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●鴎外歴史文学全集 第6巻~第8巻 「伊沢蘭軒」(史伝:蘭軒とその二子の生涯を細叙)より。
●伊沢 蘭軒(1777年~1829年) 江戸時代末期の医師・儒学者。備後福山藩医の子として江戸の本郷に生まれた。儒学・医学・本草学を学んで福山藩に仕えた。著名な漢詩人菅茶山や学者の頼山陽・作家の大田南畝・書家の亀田鵬斎・考証学者の狩谷棭斎など多くの文人と親しかった。
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<文章題その19>
(その百十五)
・・・わたくしは此に今一つ言つて置きたい事がある。それは八瀬小原の狂歌がわたくしに 斎の相貌を教へたことである。此歌より推せば、 斎は一箇のハン( 胖  大漢でベンベン(便 々 たる腹を有してゐたらしい。しかし三村清三郎さんは 斎が美丈夫であつたと云ふことを聞き伝へてゐるさうである。然らば所謂かつぷくの好い立派な男であつたのだらう・・・(注)ハン大漢:太って恰幅の良い男。ベンベンたる腹:肥満して突き出た腹。広辞苑所載。
(その百三十四)
・・・春夏の交に阿部侯正精は病気届をしたかとおもはれる。次の年の蘭軒の詩引に、「客歳春夏之際、吾公嬰疾辞職」云云と云つてあるからである。正精は文化元年に奏者番にせられ、三年に寺社奉行を兼ね、十四年に老中に列した。渡辺修二郎さんはかう云つてゐる。「正精閣老たること殆ど七年、公正廉潔を以て聞ゆ。時に同僚水野忠成クンチョウ(君 寵 を得、権威を振ひ、専ら事を用ゐ、セイタク(請 託 公行す。正精忠成が行ふ所を見てこれを是とせず、意見相協(か な はず、因て病と称して職を辞す。」忠成は沼津の城主水野出羽守である。正精は病と称したとは云つてあるが、事実上にも身体に多少のイレイ(違 例 があつたことは、下に記す如くである。正精のカイジュ(解 綬 は冬の初に至つて纔かに裁可せられた。
八月朔の蘭軒が覚書に阿部侯の病の事が記してある。「八月朔日、殿様御不快中拝診被仰付候に付、爰元御門並丸山表御門刻限過出入共定御移被下候様、岡西玄亭を以及御達候処、勝手次第と被仰聞候。」爰元(ここもと は西丸下の老中屋敷、丸山は中屋敷である。尋で十月十一日に正精は老中を免ぜられた。蘭軒の詩引には「至冬大痊」と云つてある。正精のイレイ(違 例 は甚だ重くはなかつたと見える。・・・(注)セイタク公行:権力者に私事を頼み込み、賄賂などが公然とやり取りされること。(この熟語も含め、この項の熟語は、すべて広辞苑所載。)
(その百四十二)
・・・壮遊の興は此に至つて未だ尽きなかつた。わたくしは凹巷の詩に就いて、二人のアイコン(鞋 痕) を印した道をツイジン(追 尋 することとする。詩にはかう云つてある。・・・
・・・二人は北上川に沿うて北し、文治の故蹟を高館に訪うて判官義経を弔し、中尊寺に詣で、衣川を隔てて琵琶の柵の址を尋ね、一の関に至つて方に纔かに踵を回(め ぐ らした。琵琶の柵は泉の城の別名である。・・・
(注)アイコン:通ったあと。足跡。
(その百四十四)
・・・霞亭は文化七年三月六日に、伊賀の広岡の家を訪うた。そしてこれは郷里的屋に帰つて若干日を経た後であつた。上に略した文に、「数歳にして郷に帰り、爾来、簡牘の往来、ヒヒ(比 々 として絶えず、先生数予が命駕を促す。予も亦チョボウ(佇 望) 已に久し」と云つてある。霞亭は七年の春早く的屋に帰つたかとおもはれる。・・・(注)ヒヒ:頻繁なさま。
(その百四十六)
・・・その林崎を去つた時は文化八年二月である。樵歌に「辛未二月 予 将に峨阜にボッキョ(卜 居 せんとす、社友諸君に留別す」の詩がある。霞亭は林崎にあつて恒心社を結んでゐた。社友とは此恒心社の同人を謂ふ。・・・
・・・移居当時の事は、樵歌に「予 峨阜にボッキョ(卜 居 す、宇清蔚、偕(と も に来りて事を助く、適(たまたま  、井達夫、都に在り、亦た来訪し、留宿すること三日、二月ネンイチニチ(念一日  、修営粗(ほ ぼ 了わる」と云つてある。想ふに早く二月中旬の某日に行李を卸して、二十一日に屋舎を修繕し畢つたのであらう・・・
(注)峨阜(ガフ)=嵯峨の丘陵のこと。ネンイチニチ:二十一日。(ネン:日数をあらわすとき、「廿」の字の代わりに用いるー広辞苑ー)

<コメント>「ハン大漢」の「ハン」の字が「シンコウタイハン」とかの四字熟語などから連想できたら占めたものです。「ヒヒ」と「ベンベン」の畳語がもしかしたらやや難でしょうか・・・。「ネン」は知らなくても当てずっぽうでも出来そう・・・。

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熟語の読み・一字訓読 (その123)&(その124)

2015年05月19日 | 熟語の読み(音・訓) ー1級-
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●熟語の読み・一字訓読(その123)です。
<杙:ヨク、くい>
・くい:杙地=地にくいを打つ *以杙為楹(イヨクイエイ)=小さなくいを大黒柱に使う→物の王楊を誤る喩え。
<枉:オウ、ま(がる)、ま(げる)、ま(げて)、むじつのつみ、むだ(に)>
・ま(がる):枉直=曲と直、枉木=曲った木・・・
・ま(げる):枉遏(オウアツ)=まげとどめる、枉己(オウキ)=己の道をまげる、 枉法=法をまげる・・・
・ま(げて):枉駕、枉車・・・
・むじつのつみ:枉害=無実の罪をきせて殺害する、枉陥=無実の罪に陥れる、枉歿=枉死、枉撓(オウドウ)=まげて罪に陥れる・無実の罪におとす
・むだ(に):枉費=浪費・無駄遣い
<杼:チョ、ジョ、ひ、とち、どんぐり>
・ひ:杼梭(チョサ)=ひとおさ、機を織る意。杼機(チョキ)=ひ、おさの類。杼雲=ひのような形をした雲・・・
・とち、どんぐり:杼子(チョシ)=つるばみの実・どんぐり。杼斗(チョト・ショト)=どんぐりの実。杼栗(チョリツ・ジョリツ)=どんぐりと栗の実。
*その他:杼情(チョジョウ・ジョジョウ)=情思をのべる (*「舒」に通じる)
<杪:ビョウ、こずえ、すえ、お(わり)、ちい(さい)、ほそ(い)>
・こずえ:杪頭=こずえ・いただき。杪巓=こずえ。杪末=こずえ。
・すえ :杪末=すえ。杪春・杪夏・・・ 
・お(わり):杪春・杪夏・・・
・ちい(さい):杪小=ちいさい・こまかい。杪杪=細小なさま
・ほそ(い) :杪杪=細小なさま

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●熟語の読み・一字訓読(その124)です。
<枌:フン、にれ、そぎ>
・にれ:枌楡(フンユ)=にれ。→転じて、「郷里」のこと(「枌楡同契の仲・・・」。漢の高祖の故事による。) 枌梓(フンシ)=白にれとあずさ。
・そぎ:(邦語)
<枋:ホウ、ヘイ、まゆみ、いかだ、え>
・まゆみ:枋木(ホウボク)=まゆみの木
・いかだ:枋ヘイ(「ヘイ」は竹かんむりに卑」対象外漢字)=いかだ
・え:(「え」は「柄」に通ず。)枋国(ヘイコク)=国の政柄をとること・宰相。枋司(ヘイシ)=天下の政柄を掌る司・輔相に当たる職。
<枷:カ、からさお、くびかせ、かせ>
・からさお:連枷(レンカ・からさお)
・くびかせ:枷楔(カセツ)=かせとくさび・くびかせをかけ、くさびにつなぐ。枷示(カジ)=くびかせを嵌めて衆人に示す。
・かせ:枷楔(カセツ)、枷責=枷をはめて罰する、枷問=かせを施して罪状を訊問する。
<柯:カ、え、えだ、くき>
・え:(「え」は斤の「柄」のこと)伐柯(バッカ)・柯爛(カラン)=斧の柄が朽ちるほど長い時間。柯斧=おの
・えだ:柯葉=草木の枝と葉。柯幹=えだと幹。柯条=木のえだ。・・・
・くき:(「茎」のこと)以下の文章中の使用例のみ・・・「霊芝を濯すに、朱柯を以てす」(張衡・西京賦)
*その他:柯則=法則・制度 (「柯」に、「のり、法」の意あり)。他に、「地名、木の名など」の意あり、熟語多多あり。

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