FREAKY 13 DEAKY

酔いどれの誇りと踊る熊へ

タランティーノの強みは

2016-03-04 10:20:29 | 日記
クエンティン・タランティーノ。

映画監督。

最新作「ヘイトフルエイト」

密室殺人推理劇風バイオレンス映画。

この人のエピソードを聞いていてこれはと思うこと一つ。

ヒットを飛ばすうんぬんの前に映画づくりそのものを楽しむ。

これに尽きる。

もちろん幸運にもヒットは飛ばしているのだから会社は作らせてくれる。

製作過程の苦労に音を上げてやりたくないといったジョージ・ルーカスとかと違う。

様々なトラブルがある。

俳優が思い通りに動かせないとかスタッフが言うこと聞かないとか…

スピルバーグもジョーズの時にその洗礼を受けた。

でも監督が一番楽しいから現役でやる「ブリッジ・オブ・スパイ」なんて傑作も作れる。

タランティーノもその一人だ。

リスペクトし続けている。俳優に映画製作そのものに。

しかも楽しさオーラをばんばん出しながらやるからベテランも新人もみんなついてくる。

トラブルもハプニングも制作過程の一つのエピソードとして楽しんでいる。

だから強い。

苦労していない。ある意味で。

これは映画監督の申し子の域にきてる。

昨日の「レヴェナント」は観てないのに暫定一位にしてると言ったが

この「ヘイトフルエイト」もその一位に肉迫しているといっても過言ではない。

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