FREAKY 13 DEAKY

酔いどれの誇りと踊る熊へ

「 レヴェナント 蘇えりし者」そして白土三平

2016-05-11 14:45:45 | 日記
今回もノー解説です。

自分の感じたことだけ。

720円のパンフレットの解説がよくできてるし。

「映画秘宝」読めば充分。

俺の下手くそな解説省略。


ということで「レヴェナント」だ。

ようやくと言っていい。

去年のネットでトレーラー見つけてから、ホント楽しみにしていた。

女の子2人組とかが比較的多かった。

デカプリオ人気なのかね?まあいいや…

だけど残念だったのは、109シネマズのIMAXで観たかったのに!ほんの数週間やっただけで終了してしまったこと!

もう観るのやめたっ!と思うくらいテンション下がった…

けど観る。結局は。

A・G・イニャリトゥ監督のは

「21g」と「バードマン」にひきつづき

劇場での鑑賞は3度目。

A・キュアロン監督(ゼログラビティ)と被ってしまう。

それはキャメラがエマニュエル・ルベツキだからだ。

凄い撮り方する。

サウンドもかなりのインパクトがある。

山は怖い。

ひと気のない山に入っていったことがあるが本当に怖い。

主人公グラスの灰色熊グリズリーの遭遇は一番最悪だ。

そしてバキバキ!樹のきしむ音だ。

あれも本当に山に入って聞くと恐怖で震える。

一番の見せどころだからこればっかり書く。

絶対に子連れ熊に出合っちゃダメ。

食い殺されるのなんて悪夢だ。

即死しなかったら自分の体をムシャムシャ食いちぎられるのを激痛と共に見届けないといけないなんて。

デカプリオ演ずるプロのガイドグラスはなんでしょっぱなで派手な爆音を立ててライフル銃を撃ったのか。疑問だ。

適役のフィッツジェラルド=トム・ハーディが言ってたじゃん!ダメだろう音立てちゃっ!て。

先住民にも密猟がバレちゃうし、出合っちゃった親子熊だってあの銃声で移動し始めたんじゃないの?

今年の暫定一位になっちゃったので沢山書きたいことがあるんだけどまたの機会にする。

それにしてもこの監督は「白土三平」の漫画を読んでいるんじゃないのかと思うくらい

「カムイ伝」みたいだった。

ストーリーだって似ているなぁ…。

搾取するものとされるものの攻防や復讐劇なとこも。

白土三平はこんなにスピリチュアル系じゃないけども、馬の腹の中に入るとこやバッファローを襲った狼が燃やされて走り逃げるところとか

30年前ににはまって読んだ「カムイ伝」を彷彿とさせる。

弓矢で射殺されるのもいやだな。

弓矢がビュンビュン!飛んでくるところは日本の戦国時代劇は負けちゃダメだよ。

完全にイニャリトゥ監督の方が上手いじゃない。

こういうところ見せつけられちゃうと悔しいんだよね。

もう一回観に行こうと思っているけども、その前に「追憶の森」が早めに終わりそうなのでこっちを先に観てからにしよう。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする