FREAKY 13 DEAKY

酔いどれの誇りと踊る熊へ

「追憶の森」SEA OF TREES の男の描き方

2016-05-12 15:48:31 | 日記
ハイ、いつもの( ネタバレあり注意!)です

ガス・ヴァン・サント監督。

初めて劇場で観た。

実力のある監督の一人だと思うけど…

自分好みじゃないかな…。

マシュー・マコノヒーも渡辺謙もナオミ・ワッツも好きなのに…

う~ん。キビシイね。

でも良かったのはある。

題名通り「樹海」をとても神秘的に撮ってくれていることか。

これだけの題材が揃っているのに、悔やむところあり。

これはあれかも…

前日に「レヴェナント」観ているからそのスケール感の差にのめり込めなかったのか。

いや違うか。

男がよく泣く…これかな。

しくしく泣くとこ見るのが辛いんだよ。

弱さを前面に出していることがツライね。

倦怠期でお互いがすれ違いでどうにもこうにもなのに奥さんの死でその愛に気づく。

お互いに大切な時間を共有していたことに死んで気づく。

で、悔やむに悔やみきれない追憶と回想をじっくりマコノフィ-が演ずるんだけど。

やっぱり弱い男=男の真の姿を演ずるよりはやっぱり、冒険家ダーク・ピットであり伝説のトレーダーでありダークな殺し屋が似合うのだ。

渡辺謙もバットマンの師匠でありラストサムライでいるのが似合う。

うじうじ感が出すぎた。か。

あのコートもあれ?っていう感じは否めない。

妻からプレゼントされたお気に入りの「快適なコート」を

迷い込んだボロボロの渡辺謙に着させてそのままというのも何で?

もともと渡辺健演ずるところの謎の男は実在しなかったっていうことになるのだろうけども…

樹海の精霊?とのやりとりでマコノフィー演ずる自殺しようとしていた男の救済のはなしっていうことなんだろう。

この流れで救われるかどうか…でも事実を受け入れて生きていかねばならないというのが現実なんだろうけど。


まとまらんね。以上です。

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