FREAKY 13 DEAKY

酔いどれの誇りと踊る熊へ

小さな恋のメロディに耳をすませば

2022-09-08 23:47:56 | 雑感等々
後悔はしたくないが、

突破できるくらいの、勇気も持ち合わせていない。


ならば、どうする?

十三歳の初恋の擦れていった、傷だらけの思い出と身を投げて。


怒りはない、悔しさもない、後には苦笑いと気を紛らわすような仕事。


恥ずかしくて、身をよじるような高校の思い出。ロクなものじゃない。



クラスの誰とも、仲良くなんかなりたくない。



青春なんか、嘘っぱちだった。



騙された。裏切られた。



こんなんじゃなかった。





高校中退で良かった。そうしたかった。




高卒なんていらないし。



このうちからも出ていきたかった。




お笑いだった。自分を笑いすぎて気を失った。




金も必要だ。女も欲しい。中型バイクも。とにかくこの世界から逃げたかった。




四十年前の、オレよ。なんでそんなに自分の不甲斐なさを棚に置いて生きてきた。




間違いも正しさもない。


でも、人を恨むな。責任を押し付けるな。




それをしたら、自分のものである自分の人生を、他人に引き渡してしまうのとまるで同じだから。



自分のものを他人に委ねるな。



愚かでもない。馬鹿でもない。



ただ、自分で自分の大切なものを叩き売るなよ。
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