深層心理としての父親殺し

オイディプス王のはなしは有名。

越えていかなければならない存在。

それは実際に殺し合いをするんじゃないが父親の「強さという呪縛」からの解放。


まだまだ続いている。

苦しいのだよ。息子と父親の関係って。

とくに叩き上げで生き抜いてきた男のもとに生まれた男は苦しい。


越えるべき存在は立ちふさがる。


天敵にさえ思えてくるくらい厳しい厳しい存在だ。

まあこれはうちの場合なんだけど。

だからなのか分からないが、角川春樹という人物にとてもシンパシーを感じるのだ。

かれは父親角川源義を超えた。ある意味で。

資本主義社会構造のルールの中でだという意味で。

売り上げを驚異的にのばし出版業界のカリスマとして一時代を築いた。

つまり親子関係の憎悪の落とし前をつけたのだ。


越えた時に分かるのだろう。

父親殺しとしての父親越えを実感するのだ。

だから角川春樹は父源義を赦した。

そのとき本当の和解ってやつがあるのかもしれない。


今はまだは来ない。

苦しいし痛い。

みぞおちから黒い血が噴き出してくるように痛い。


父親と息子の関係は本当に辛い。キツイ。

でもやるしかないんだよ。

逃げるのも立ちむかうのも。

生きているうちは。

気づいちゃったんだよ…

オレって

単純な男。




It`s my life!

目覚め直後の言葉1

思いつきと直感は違う

やっとＭ・ナイト・シャマラン「スプリット」観た～（ネタバレ）

苦手なので

いつものようにストーリー説明省きます(#^.^#)

まずは結論から。

普通。

でもシャマラン印映画を観に行ったのだからＯＫなんです。

ラストのラストアンブレイカブルの男ブルース・ウィリズが登場してエンド。ということは…

Ｘメンじゃないけど、近いうちにシャマラン作品登場人物集結の展開が。ないよね。

すごく良かったのは

23人格を持つ男のカウンセリングをしていた先生がすごくいい。惚れたァ。

スゴイ美人だった人だと思う。今現在でも十分いい。

ヒッチコックの「サイコ」と「めまい」のオマージュがそこかしこに出ていてやっぱり自分も出演と。

シャマラン印には、児童虐待、人でなしの家族や親せき、トラウマ、枯葉の街角、閉ざされた世界あるいは地域、孤独な主人公、などあります。

それが出てくると安心して観続けられる。

だから好きな人は好きだしダメな人はダメ。

ただ長いかな…ホント最近ローガンがめっきり進んで目がツライ(+_+)

劇場のシートも2時間は腰に来る。

だから70分くらいで仕上げてほしい。これはすべての作品に。ムリか。だね。

動物園の施設を棲家にしてそこに女子高生を監禁できるのだろうか。とかツッコみは野暮。

監禁の目的は「ビースト」の生贄にするため。

であれば主人公のマカボイの姿から完全に怪物にすればもっと良かったのではないか。どうせやるならそこまで。

あのもう一人の主人公の女の子の幼少時代の子役が可愛い。

シャマラン監督は可愛いらしい子供のキャスティングセンスと撮るのがとても上手い。

「シックスセンス」のときからずっとそうだ。

しかしあの先生は素敵だ。最後殺されちゃってあ～ってなってしまったけども。

終活

同い年の俳優坂上忍が終活完了したとかどうとか見ました。

そうか。

終活ね。

40代後半から無視できなくなった言葉だったのだけど。

独り者だし。

兄弟いるが仲も悪くない。

身近な人たちに出来るだけ迷惑かからないようにしたいとは思うよね…。

とは言え芸能時でも富裕層でもないんでお金関係でドロドロ問題はないはず。

保険とか勤め先の人たちとの絡みとか少なからず考えないといけないこともある。

住まいのことも。死んだら処分しなきゃならない人が必ずいるのだから。

外国にいる弟を呼び戻すっていうのもなァ…

やっぱり普段から一人で生きていくんだとか突っ張っていても近辺の人たちにお世話かけてしまう。

やっぱり人間関係円満にしとかんと。

わが身を厳しく省みないといかん。ね。