映画好き嫌いNO論争

某月某日パーティーに参加した。

自己紹介ストラップには映画鑑賞が趣味と記載。

それを見た女性目を輝かせながら「最近なに観ました？おススメあります?」

「ハイ!映画好きで最近はラ・ラ・ランドが良かったです。」と私。

「あ～私はダメだなァ。あれ。最後がねェどうなのって感じだった。」すかさず彼女。

「…。どういうの観るんですか？」ちょっと動揺しながら私。

「12人の怒れる男。昔のが好きなんです。社会派の。」自信持って彼女。

「あ～、ヘンリーフォンダのね。名画ですね。あ、昨年のレヴェナントはどうでしたか？」もうめまいがしてる私。

「あら、観てないのよ。デカプリオのやつでしょ？」と答えながら隣りのテーブルで談笑している背の高い男性を見ている彼女。


バーカウンターへ水割りを取りに行く私。ついでに彼女が飲んでいた白ワインも持って行こうと見たら彼女はもう他のテーブルに行って

しまったみたいで違うカップルが楽しそうに談笑してた。


映画の趣味をお互い出し合えば話が早いんだね。

打ちのめされた言葉

＊また、あの教師ぶった無作法な態度はとらないように、ほかとちがっているということで、いちだんとすぐれた人間のように思われようとか、ひとの批判をしたり、新奇な行動をとったりして有名になろうとかいう、子供じみた野心は、持たないようにしなくてはなりません。

モンテーニュ　エセーより　荒木昭太郎訳


…
これってオレのことじゃん(T_T)

恥ずかしくて穴があったら入りたいいいいい!

他人より目立とうとしたり、本当はビビッている自分を悟られまいとしたり、エエ恰好しいになったりしてこんな空回りばっかやってました。

世の人たちは見抜いてます。

こんなことに気付くまで随分と回り道してきました(+_+)

中３までに出会いたかった言葉。

映画館と私

小学生だった頃は親に連れて行ってもらったり伯父に連れて行ってもらったりした映画館。

どんどん潰れていく。

寂しい。

愛想の悪い切符売り場のおばちゃん。

売店のおばちゃん。

なつかしい。

あのうんざりした顔が見たい。

「キングコング」はギラーミン版。

ジェシカ・ラングがエロくて綺麗だった。サム・シェパードと結婚した時は一番納得できるカップルだった。

一人で初めて観に行った映画館は「新宿プラザ」今はもうない。

「ロッキー」「ロッキーⅡ」同時上映だった。

はまった。

小学6年生だった。

もう両親とは一緒に行かなくなった。

ずっと一人。

彼女がいる時もいない時も一人でせっせと映画館へ。

「ぴあ」最新号を片手に。

「新宿シネマスクエアとうきゅう」という映画館では「フラッシュダンス」「愛と青春の旅立ち」同時上映を一人でいく。

日曜の午前、最初の上映だというのにカップルで込み合っていた。デートムービーとか知らない。

監督が好きで観に行っただけ。カップルとカップルの間に挟まれて、というかすき間に入り込んだ一人の彼女いない高校生。

でも映画は暗くなっちゃえば独り者も関係ない。

あの時は一番映画が面白く観れていた。

観終わったらカレーショップで昼食べて新宿紀伊國屋書店や三省堂書店へ行く。そして電車にゆれて帰る。

孤独な一日だ。楽しかった。

カップルはデートの充実を味付ける一部分だけどオレはその一日のすべてがその上映時間だ。

だから寝るまでその映画のことをずっと思い返して考えていた。ノートに場面をイラストで描いたり感想文をちょこっと書いたり。

そんなオレを見ていて面白そうだと思い始めた奴らが一緒についてくるようになった。

オールナイト上映も名画座めくりもそんな連中と行くようになった。

そんな奴らも大学や就職や引越なのでいなくなる。

またひとりで観に行くようになる。

映画館は映画を観に行くところ。

映画館がなくなっていく。

寄り添えるところがなくなっていく。

サツキとメイがいそうなところ

まっくろくろすけもいるよ。

仕事の移動中でこんな風景にバッタリ会うこともあるんだよ。東京でも。

いやちがう神奈川だったかな。

下手くそなんだな

昨日仕事関係で会合があった。

会食の時も感じたが大勢の人の中でいると面倒臭くなって酒ばっかり飲んでる。

人見知りだ。

でも仕事中だからそうも言ってられない。

だからかったるいね。

人付き合いがもともと下手くそだから軌道修正もしない。

これが俺なんだな…つくづく実感。

名刺交換大会みたいな空気の中でひたすら食べ物飲み物に集中。

ビュッフェ形式だったから丁度良かった。

本当に向いてないわオレ。営業と人脈構築。

ただ食ってくための仕事。

生きがい夢実現や地域貢献などないな。

酒飲んでいても作り笑いだから疲れてグッタリだ((+_+))

リア充の空気の中で1時間半いるとシンドイ。