古い葡萄酒の袋

生まれ変わるには、継ぎはぎは出来ない。

生まれ変われるのかどうなのかは、分からない、今は。

いづれ、どの瞬間化には知ることになるのか。

オレの内側の、核が言わせているのか。

オレ自身が言っているのかは、知らない。

一人なのか、繋がっているのか、見極めなくても良いと思う。

ただ、没頭したい。

一人きりで、打ち込みたい。

自分が生きているのか死んでいるのかも分からないくらいに集中したい。

まだまだ。そこまでいけない。

早く、そこまで。

大騒ぎせず。

誰もいなく。

五感も失っても。

自分がいるんだという、本物の実感が欲しいのだ。

神経もいらない。

水もいらない。

酸素もいらない。

全て、取り除いて。

自分自身を拾いあげたいのだ。

仕事での出会い

なにかイレギュラーなことやトラブルで

顧客とのやりとりが一日二日かかってしまうと

その人のことで頭が一杯になることがある。

あるていど問題解決に向かったら溜まったガスが抜ける如くスッキリ消える。

それだって縁なんだよな。

前向きに考えられるうちは続けられるが。

予想外の出会いの連続で楽しいとか苦しいとかじゃないもっと違う精神状態。

結局、飽きたら終わりなんだろうな。

必然だけじゃ息苦しいだろう。だから偶然もありなんだな。

偶然の必要性か。

渇きの街にて

人のぬくもりも、久しく。

暖かい、言葉と、優しさの眼差しと。

約束は、決して求めないこと。

声高らかにしないこと。

大げさに、泣かない。

どうか、この潤い忘れた街中で出会ってください。

希望を失わないでいてください。

立ち止まらないでください。

そして、ゆっくりと進んでください。どうぞゆっくりと。

笑ってください。泣いてください。

夕日に気づいてください。

夜風に少し顔を当ててください。

いつも、思っています。

思い出しています。

冷たい風が心地いいです。

支離滅裂の末に

駆け抜けて、

一所懸命走りぬいて、

渇きも忘れて、

口惜しさも、懐かしさに消え去って、

行く末も分からずじまい。

それでも、希望は忘れずに。

次に、素敵な予感はいつも心の隅において。

湿っぽいことは、あの人に任せて。

僕はカラッと、軽く、軽薄で行きたい。

安っぽくて大いに結構。

軽くて、いつもの通りで。

乾いた冬も、キラキラネオンがボクを救ってくれる。

そのままで。

どうぞそのままに。

いつまでも、お元気で。健やかに。

穏やかに、お過ごしください。ボクの分も。

人間関係リセット症候群

やっぱ、そんな言葉が出て来たか。

時代だね。

やっと時代の意識がオレに追いついた。

いや真面目に言ってるよ。

しかし一番のリセットは親子関係だろうな。

世間とは違う意味でオレのリセットは父親なのだろう。

父親は味方であり最大の敵なのだな。

だから今でもシェイクスピアが読まれギリシア神話が語り継がれる。

親子が友達関係みたいな風潮が広がりすぎだ。

たとえ家族でも他人なんだ。自分自身とは別ものなのだ。

一番わかり合えない人間関係なんだ。

言わなくても何でも分かるよ家族だからなんて、嘘だし、百歩譲って勘違いしている。

それが前提。