株式の分割とは、1株を複数の株式にわけることをいいます。
例えば、1株→2株、10株→11株、といった具合です。
株式の数が増えるということで、「あらっ、株数が増えたのなら、会社の資産も増えたのね!」と思いがち・・・。
でも、そうではないのです。
発行済み株式総数が増えるだけのお話です。
株主も、持株数は増えるけれど、その持っている価値は変わらないことになります。
かえって、純資産が同じで株式数が増えるということは、1株の株価は下がることになりますね。
例えば、1株→2株 に分割すると、理論的には1株あたりの株価は今までの半分になるはずです。
では、なぜそんなことをするのでしょう?
1株あたりの株価が下がれば、個人の投資家でも買える金額となりますから、株主を増やすこともできますね。
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株価が高すぎた場合、分割によって株価を下げて、売買しやすくする(=「市場での流通性を高める」と表現します)ことができます。
最近話題のlivedoooorは、1株→3株、1株→10株、1株→100株、1株→10株というように分割を繰り返して、
結果として、何と!
1株→30,000株 にまでなりました(@_@)
いくら、「株主を増やしたかった」と言われても、中々、一般人には理解が難しいところです。
その後、東証(東京証券取引所)が極端な分割の自粛を要請しています。
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