弊害は文章が硬いということです。
いつだったか、会社の法務部に長年お勤めの方に
「先生、そういう仕事ばっかりやっていると、文章硬くなりませんか?」と聞かれたことがあるのです。
ズバリ!
聞けば、その方も同じでした(汗)。
確かに、硬いですね。(法律翻訳者になる前も訟務等法律関連の仕事をしていましたしね・・・)
実は、駆け出しの頃、ビジネス・レターの仕事で、
youとあるのを私は「貴殿」と訳したのです。
「貴殿におかれましては・・・・」って感じ。
そうしたら、担当者が「硬いですよ。○○さん、として下さい」
その担当者によれば、「貴殿って訳してくる人いないですよ」って(@_@)
あらっ、そうなの?
今でも、個人的には(文章によっては)「貴殿」も悪くないとは思いますが、
それ以降、役職で呼ぶか、名前で呼ぶか、ケースバイケースで決めるようにしています。(もっとも、レターの翻訳は久しくやっていないな…)
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