★猪瀬元都知事、新右翼木村氏との強すぎる関係が本質的問題か?
猪瀬氏は都議会などで「徳洲会から受け取った5千万円は個人的な借り入れ。 一切手をつけずに返済した」と説明。
しかし朝日新聞の取材で、猪瀬氏側が当選直後の12年12月下旬、徳洲会との仲介役だった新右翼団体「一水会」の木村三浩代表(57)に「当選の謝礼」として500万円を渡したことが判明。
これが徳洲会から受け取った5千万円の一部だった疑いが浮上しています。
特捜部は今月7日、大学教授らが「5千万円は選挙に備えた資金で、公表できない闇献金だ」と主張する、公職選挙法違反(収支報告書の虚偽記載)容疑などでの告発状を受理し、本格的な捜査に着手。
その一環で猪瀬氏への聴取が行われました。
★猪瀬都知事は右翼の大物の助言に従って裏金を受け取るなど腐敗の道に踏み込んだ・・・
猪瀬氏は右翼の大物と言われる木村氏と懇意になり、信頼して色々相談したり、頼んだりしていました。
木村氏へのインタビュー映像では、「徳田氏から5000万円を受け取ったときも私が”もらったらよいでしょう”と助言した」と木村氏本人が悪いこととは思わない様子で語っていました。
右翼の人たちというのはたとえ本人が紳士的にふるまう人でも、そもそも現行憲法の基本である民主的精神を否定しており、裏金を規制する法律などを順守する気持ちがありません。
そんな人たちと親密に付き合って考えが染まっていけば、そして助言を尊重していけば・・・裏の仕事を頼んでいけば・・・当然「裏金もOK」という感覚になって行くでしょう。
今回の事が公職選挙法違反または収賄の罪に相当するのは余りにも明白ですが、それをあまり悪いとも思わなくなっていたのでしょう。
見苦しい弁明を長々と繰り返したあげく、四面楚歌の中、ようやく辞任を表明しましたが、遅きに失したといえます。