やっと塗装の段になりました(^^)
皆さまご存じだと思いますが
いわゆるペンギン塗装になる前の、この当時のFAA(イギリス海軍航空隊)の機体塗装には
上面の迷彩色にDARK SLATE GREY(ダークスレートグレー)という色が使われています。
キットの塗装指示には、No38:オリーブドラブ2とNo40:フィールドグレー1を
50%ずつ混ぜて作るよう書いて有りました。
はて?あまりにも久しぶりだったのでイメージが今一つ湧いてきません(^^;
この混色では茶系が強すぎやしませんか...
で、過去FAA機体はどんな感じの色を塗っていたのか?棚から引っ張り出して見たのがこの写真です
以下製作順に
シー・グラディエーター
バラクーダ
スクア
塗装指示の色合いより、ちょっとグリーン掛かっていますね
で、指示色に適当(笑)に色を追加して作って塗ったのがコレです
照明の具合で若干暗めに写っていますが、色調はこんな感じです
オリーブドラブとどう違うんじゃい!と云う感じで(^^;
裏(下面)はC26:スカイ指示なのでそのまんま
当初はエアブラシでやろうとキャノピーもマスキングしていたのですが
結局、どちらも最後は筆塗りになってしまいました(;'∀')
デカールを貼りました
これに裏面の主翼のラウンデルが一つに、水平尾翼下のシリアルNoだけ!
他にステンシルの類は一切ないという、SHにしては信じられないシンプルさです
助かりましたけど、やっぱりちょっとサビシイ(-_-;)
まっとにかく山場は越えた
これからはとり完に向け残工程をこなすのみ!
なんて思っていたのですが、そうは問屋が卸してくれません(;'∀')
ステーがやたら多い主脚柱は寄せ木細工のようですし...
主脚以外はタイヤも含めて全てレジンという恐ろしい構造
おまけにそのプラ主脚は左右の長さが不揃いで、右を切り縮めています
尾輪のカバーもこの状態( ̄▽ ̄;)
駐機時でもカバーが閉じているのですが、尾輪の穴とカバーが合いません
カバーの後側をカットして尾輪の穴に合わせています
その上隙間だらけ、プラ板の切れ端総動員です
とどめは肝心のレーダー
なんとか本体は組み上がったのですが
これを機体にくっ付けて見ると
どう見ても投下直後の爆弾にしか見えません、機体から離れすぎです
組説でもこんな風になっているんですけどね
なかなかすんなり終わらせてくれそうに有りません(;'∀')
【続く】
皆さまご存じだと思いますが
いわゆるペンギン塗装になる前の、この当時のFAA(イギリス海軍航空隊)の機体塗装には
上面の迷彩色にDARK SLATE GREY(ダークスレートグレー)という色が使われています。
キットの塗装指示には、No38:オリーブドラブ2とNo40:フィールドグレー1を
50%ずつ混ぜて作るよう書いて有りました。
はて?あまりにも久しぶりだったのでイメージが今一つ湧いてきません(^^;
この混色では茶系が強すぎやしませんか...
で、過去FAA機体はどんな感じの色を塗っていたのか?棚から引っ張り出して見たのがこの写真です
以下製作順に
シー・グラディエーター
バラクーダ
スクア
塗装指示の色合いより、ちょっとグリーン掛かっていますね
で、指示色に適当(笑)に色を追加して作って塗ったのがコレです
照明の具合で若干暗めに写っていますが、色調はこんな感じです
オリーブドラブとどう違うんじゃい!と云う感じで(^^;
裏(下面)はC26:スカイ指示なのでそのまんま
当初はエアブラシでやろうとキャノピーもマスキングしていたのですが
結局、どちらも最後は筆塗りになってしまいました(;'∀')
デカールを貼りました
これに裏面の主翼のラウンデルが一つに、水平尾翼下のシリアルNoだけ!
他にステンシルの類は一切ないという、SHにしては信じられないシンプルさです
助かりましたけど、やっぱりちょっとサビシイ(-_-;)
まっとにかく山場は越えた
これからはとり完に向け残工程をこなすのみ!
なんて思っていたのですが、そうは問屋が卸してくれません(;'∀')
ステーがやたら多い主脚柱は寄せ木細工のようですし...
主脚以外はタイヤも含めて全てレジンという恐ろしい構造
おまけにそのプラ主脚は左右の長さが不揃いで、右を切り縮めています
尾輪のカバーもこの状態( ̄▽ ̄;)
駐機時でもカバーが閉じているのですが、尾輪の穴とカバーが合いません
カバーの後側をカットして尾輪の穴に合わせています
その上隙間だらけ、プラ板の切れ端総動員です
とどめは肝心のレーダー
なんとか本体は組み上がったのですが
これを機体にくっ付けて見ると
どう見ても投下直後の爆弾にしか見えません、機体から離れすぎです
組説でもこんな風になっているんですけどね
なかなかすんなり終わらせてくれそうに有りません(;'∀')
【続く】
この機体、形だけ見てると戦前に開発された機体のように見えてしまい、最初の実戦参加が44年になってからだったり戦後も使われたりしていたなんてとても信じられなかったり(笑)。
でもこの変な形がとても魅力的に見えてくるのが不思議です。
海軍の特殊性から複座ならではのメリットもたくさんあったのでしょうね。
とにかく戦中のタイミングで対艦船レーダーを備えていたとは流石はレーダー先進国イギリス、先見の明ですね。
コメントありがとうございます(^^)
>形だけ見てると戦前に開発された機体のように見えてしまい<
特に後部のナビゲーター席のキャノピーにその気配が濃厚ですね。
同じフェアリー社製の機体と比べて見ると、前のフルマーとはこのナビゲーター席のキャノピーがそっくりで、
ここら辺はしっかり過去を引きずっているみたいです(笑)
それでも朝鮮戦争にも参加していたので、艦上戦闘機としては落第でもそれなりに使える機体だったみたいですね(^^)
今回はペンギン塗装は止めて、久しぶりに温帯海上迷彩(だったと思う)にしてみました。
この塗装、けっこう迫力があって好きなんです(^^;
>戦中のタイミングで対艦船レーダーを備えていたとは流石はレーダー先進国イギリス<
全く同感です!
当時のイギリスは、バトルオブブリテンやマルタ島に於けるレーダー網の活躍を始めとして、
航空機への超短波無線機(早い話アンテナ線が不要)や、
敵味方識別装置の搭載など、電子技術では世界のトップを走っていたのではないでしょうか。