気になる事  blueのためいき

日々気になる事を記します。共感してくださる方もそうでない方もちょっと立ち止まって考えて頂ければ、うれしいです。

やっぱり情けなかった管直人

2012-05-29 11:45:23 | 嘆き

菅氏の危機意識「薄っぺら」…地元首長深く失望(読売新聞) - goo ニュース

原発周辺自治体の首長や避難住民らを深く失望させる発言ばかりだった。

 東京電力福島第一原発事故から1年2か月余、国会事故調による菅直人前首相の参考人聴取が28日にようやく実現したが、ある町長は、最高指揮官が示した危機意識を「薄っぺら」と痛烈に批判した。

 全域が警戒区域と計画的避難区域となっている福島県浪江町の馬場有(たもつ)町長は、菅前首相が福島第一原発をヘリコプターで視察した成果を強調したことに対し、「事故全体を大局的に見るべき立場の責任者としてふさわしくない」と批判。原子力緊急事態宣言の発令が遅れたことを結果的に支障はなかった、とした点については、「薄っぺらな危機管理しかしていなかったことの表れ。本当に支障はなかったのか」と憤った。

 大半が警戒区域に指定された楢葉町の松本幸英町長は、「原発事故に対応するための管理態勢がなっていなかったのだと改めて感じた」と話した。

 

言い訳の数々。

いかに自分は最大限の努力をしたか。

自分の失態を認めようとしない卑劣さ。

 

あの混乱の中、万全の態勢で臨むのは無理だったかしれない。

しかし、もっと謙虚でもっと想像力が働いたのなら

違った結果になっただろう。

 

一番の罪は真実を正視せず、「誤魔化し」をしたこと。

パニックを恐れたのか「直ちに影響はない」と曖昧な表現をし

SPEEDIを「直ちに」公表せず、

危機感を抱かない住民や、風下に避難した住民たち。

パニックになる事と、命を危険にさらす事、どちらを回避すべきかも理解していなかった政府。

 

今後、地元住民たちに健康被害が出たならどう責任を取るつもりなんだろう。

それなのに、いまだに自己弁護に終始した管直人。

よほど頭がお悪いのか、混乱の中ヘリコプターで原発視察を強行した結果、

顔と名前が一致したと言いのけた管直人。

恫喝まがいの大声を夫婦喧嘩よりましだったとも弁解したのには呆れ果てる。

 

的確な質問をした昨日の事故調の委員さん。

しかし、これで終わらせず、国会での証人喚問を切に願う。

 

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武田邦彦氏のブログより 原発の再開問題で、誰もが合意できる項目

2012-05-29 11:16:07 | リンク

http://takedanet.com/2012/05/post_05b3.html

原発の再開問題を「思想の対立」ではなく、民主的手続きに沿って、異論があるのを認め、合意できるところは合意するのが日本国のためによいだろう。次のことは誰でも日本人なら合意できると思う。

1.震度7で壊れては困る(地震国に建てる原発の最低条件)、
2.少し高い津波が来たら爆発してもらっては困る(多重防御をする)、
3.原発の電気を受け取るなら、核廃棄物も受け取る(大人なら)、
4.120万本以上の核廃棄物を子ども達に任せたまま原発を再開しない、
5.事故が起こったら発電所から直接消防に連絡する(企業の社会的責任)、
6.事故が起こったらNHKは事実をそのまま報道する、
7.スピーディーなどを隠さない(隠蔽体質を変える具体的システム)、
8.逃げるためのバス、マスク、ヨウ素剤、疎開先の学校を準備する(救命ボート)
9.汚染された農作物などの食材を出荷しない、
10.被曝の限度は法律を守る(法律を隠さない)、

まずこれらを合意し、具体的な議論を専門家で進め、その結果を国民に提示して合意ができるかが「民主的手続き」である。最後は国民投票をして、この困難な問題を解決するのが適当と考える。

                             (平成24年5月28日)

原発再開の条件を武田邦彦氏が提示されました。

各項目とも当然のことです。

これらの条件を満たし、もしもの時の対応が守られるなら

原発再開も納得できます。

それだけの覚悟がなければ、性急に再開すべきでないと思います。

 

武田氏が何が何でも原発反対ではなく

筋が通っていたなら、それを認めようということがわかりました。

 

しかし武田氏の主張を認めず、様々なバッシングで攻撃する輩もいるようです。

おそらくそれが武田氏が体調を崩した一因でないかと思いますが

テレビ等の報道と違うからとバッシングするのは卑怯です。

 

私たちは新聞や、テレビだけを信じるのは危険だということを知るべきです。

そして現実を冷静に見、あらゆる情報から考え、判断すべきではないでしょうか。

 

 

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