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「パワハラと言っても過言ではない不適切な叱責あった」百条委の報告書案が大筋合意 斎藤知事巡る疑惑(読売テレビニュース) - goo ニュース
兵庫県の斎藤元彦知事の疑惑を調べる百条委員会で、「パワハラと言っても過言ではない不適切な叱責があった」などの文言が入った報告書案を各会派が大筋で合意したことがわかりました。
兵庫県議会の百条委員会は、斎藤知事の“パワハラ”などの疑惑や、公益通報者保護法違反に関する報告書のとりまとめを進めています。
県の関係者によりますと、27日の非公開の協議会で「総括」の文面が示され、「パワハラと言っても過言ではない不適切な叱責があった」とし、告発者捜しを行うなどした県の対応について「問題があった」と指摘しています。
その上で、斎藤知事に対し「県の混乱と分断を一刻も早く解消すべく、県民に対して説明責任を果たすことを強く申し入れる」と記載しています。
報告書案は各会派が大筋で合意していて、百条委員会は来週にも報告書を議会に提出する方針です。
※神戸新聞2025/02/28 09:25の記事⇩
斎藤知事を巡る告発文書問題。
発覚してからそろそろ1年になります。
その間、知事選もあり斎藤知事再選で収束するのではと期待しましたが、そうはならず、
未だにゴタゴタしている印象です。
一番の問題は立花氏が知事選に出馬し、多くのデマをあちこちで拡散された事です。
その元は増山議員と岸口議員の安易な情報漏洩ですから二人の罪は重いです。
更にはあと一つ、竹内議員を今回の問題の「黒幕だ」と名指しで批判し、
これまた立花氏が街頭演説やSNSで拡散させたのです。
斎藤知事擁護の議員と県職員、そしてそれに乗っかって拡散させた立花氏。
2馬力と批判された選挙もあり、これほど地方自治体が混乱したの初めてではと思います。
今でも不公平だとの声を聞きます。
斎藤さんは悪くない、情報漏洩した二人の県議は称賛に値する、と。
これこそ立花氏の拡散させた情報の結果です。
これは立花氏の作戦が成功したと言えます。
それでもまだ斎藤さんや立花氏を擁護する人がいるのですよね。
中には百条委員会の委員が悪いとの声もあります。
公平でないというのです。
では委員の選出は偏っているのでしょうか。
委員は各会派から選ばれています。
自民党6、維新の会3、公明党2、ひょうご県民連合2、共産党1、無所属1の計15人で、
兵庫県会議員は、
自民党38、維新の会19、公明党13、ひょうご県民連合8+1(竹内県議)、共産党2、無所属5(4+1)
無所属5の内、1は「緑の党グリーンズジャパン」(稲村和美前尼崎市長がかつて母体となる団体の共同代表だった)
議員数に応じた選出であり、各会派が委員を選んでいるので偏りはないと思います。
勿論、斎藤知事擁護の議員と反斎藤知事の議員が同数ならいいのでしょうが、
簡単には誰が斎藤知事派か判断するのは困難です。
兵庫県議会/文書問題調査特別委員会名簿 兵庫県議会 - Wikipedia
謝ったら負け、との考えがあるのか、自分の非をなかなか認めない斎藤知事です。
それだけ信念があるとも言えますが、それでも県政を前に進める為に、謙虚になって欲しいです。
特に告発者の事を「公務員失格」「噓八百だ」と断罪した事を忘れません。
同じ様に告発者の私的文書を漏らした疑いのある片山前副知事ら、牛タンクラブの仲間たちを「公務員失格だ」言い、
それなりの懲戒処分が必要ではないでしょうか。(片山氏は既に辞職?)
またパワハラやおねだりが注目されましたが、他の項目の方が重要な問題です。
特にパワハラは注意なのか、過度の叱責なのか、受け止める人によって違ってきます。
その点、具体的な数字等で検証できる項目もあります。
ですからマスコミは総合的に告発文書の何が問題なのか、そして何が真実で何がデマなのかを報じて欲しいです。
※以下の表は途中経過ですから最終的の判断は不明です。