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「ロシアウクライナ戦争、停戦どうなる!?」小泉悠さんと多田将さんが解説してくれました
■出演者 小泉悠(東京大学先端科学技術研究センター准教授) 多田将(素粒子物理学者)
※2025年2月24日(月)放送のダイジェスト版です。
トランプさんに期待していました。
自分なら戦争を終わらせると、言っていました。
彼特有のハッタリかもとは思っていましたが、
でも多くの人は微かな期待を持っていたと思います。
それがここ最近ゼレンスキー大統領を貶める発言とプーチン大統領を持ち上げる発言には驚くと共に、
大きな落胆でした。
世界は強い者が勝つ。
経済力と軍事力。そして資源も。
取引も大事でしょう。
交渉もあるでしょう。
このままではウクライナ東部がロシア領になる勢いです。
それでいいのかです。
これが国内の問題なら刑法があり法の裁きがあり、強盗犯の好きにはさせません。
でも国際社会では違うのですね。
民主主義だと思っていたアメリカですが、勘違いしていました。
アメリカファーストと聞けば聞こえがいいです。
自国第一主義は当たり前の事ですから。
しかし侵略者を許すのかです。
そして侵略された国の資源が目当てで、今までの貸しを返せ、という事でしょうか。
何だかなあと思います。
こんなやり方を許せば、中国はどう出るか。
そして北方領土どころか北海道も危ない気がしてきました。
動画タイトルの「ウ露戦争 大東亜戦争よりも長期化へ」
えっ、そうなの? まだまだ続くの?
ではロシア専門家の小泉悠さんはどんな考えなのか聞いてみます。
落胆と絶望。
アメリカは世界の警察ではない、他国の為にアメリカの若者を死なせる訳にはいかない、
そりゃそうでしょ。
しかしロシアや中国の様に侵略国家が存在し、民主主義が通用しない国が存在します。
そしてそんな国の隣国が日本ですから、ホントどうしようもないです。
それなのに、憲法9条を有難がり、9条さえあればなんとかなるとのお花畑思想。
食うか食われるかの世界が存在すると理解すべきです。
それにしてトランプさんは商売人。
貸した物は返してもらおうか、との考えであり、
カネで返せないなら資源で返してもらおう、との考え。
では日本は?
日本も国民が苦しい中、かなりの資金援助をしています。
しかし日本はいくら何でも3年間の戦争で困っている国に「今までの援助を返してもらおうか」なんて言えません。
遠く、西の果てのウクライナ。
行った事もない遠い国で起こっている戦争。
世界秩序を守り、世界平和の為の支援。 これをお人好しと言うか、功労者と言うか。
日本として言える事、と言うか教訓は。。。。
自分の国は自分で守らないと誰も助けてくれない。
助けてくれても、対価を支払わねばならない。
そんな覚悟が必要です。
ロシアはウクライナの自然を壊し、建造物を壊し、ライフラインを壊し、
そして二度と戻らない多くの人の命を奪ったのです。
ロシア兵士も犠牲になりましたが、ロシアが戦争を吹っ掛けなければロシア兵も犠牲にならなかった筈。
膠着状態のこの戦争を終わらせて欲しい。
停戦が無理でも休戦に持ち込んで欲しい。
トランプさんの発想は世界の厳しさを平和ボケの日本人に教えてくれた。
そしてトランプさんはノーベル平和賞を狙っているなら、それ相当の事をして欲しい。
ウクライナに貢献して欲しい、そんな事を考えます。
※収録から3日経っています。
日々情勢が変わっているので、現状はどうなっているのでしょう。
良い方向に進んで欲しい、それだけです。
小泉悠氏の産経新聞への寄稿文です。⇩ (無料会員登録すれば全文読めます)
<正論>人ごとではない頭越しの「停戦」 東京大学先端科学技術研究センター准教授・小泉悠 - 産経ニュース
いつの時代もロシアは約束破りが常套手段。
約束を破る事は何とも思わないロシア。韓国といい勝負かも。
そんなロシアにソ連時代に日本は騙された。
日ソ不可侵条約を平気で破り、そして千島列島、満州、北方領土に攻めて来たソ連。
未だに北方領土は不法占拠されたまま。
日本の「領土を戻せ」の声も虚しい。
要するに日本はアメリカ頼りの考えを止める必要がありそうです。
アメリカの政権が替わる毎に、尖閣諸島は日米安保条約が適用かどうかを確認し、
適用との言葉で一安心って情けない気持ちにもなります。
真の独立国になって欲しい。その為には犠牲もあるでしょう。
犠牲は嫌だが、同盟国の若者の犠牲は容認する、では卑怯すぎます。
日本にも覚悟が必要であり、いつ何時ロシアや中国が侵攻してくるかもわからない、
その時にはどうするのか、です。
それを日本政府は常に想定し、どう対応するか考えておくべきですが、大丈夫でしょうか。
とにかく、ウクライナ戦争でプーチンにお咎めなしだと日本は危機的状況になってしまいます。
前例を作ったらどうなるか。。。西に中国、北に北海道。。
そうです、台湾有事に北海道への侵攻もありえます。
平和ボケの日本人ですが、尖閣周辺に中国海警局船が、北海道沖や日本周遊のロシア海軍の船がウロチョロです。
それを知らない日本人も。
そして台湾有事やロシアの北海道への侵略など考えてもいない日本です。
それでいいのかです。
少なくとも政治家は万が一の時はどうするのかを常に考えておいてもらいたいですし、
私達一般国民も有事の覚悟も必要です。
ウクライナ戦争は他人事ではないと、考えておくべきでしょう。