【ぼくらの国会・第497回】ニュースの尻尾「習主席は反スパイ法でスパイする」
「ニュースの尻尾」456回目は、中国における日本企業「アステラス製薬」社員の拘束に対する日本政府の対応の問題について、令和5年3月28日自由民主党で行われた「外交部会・外交調査会 合同会議」の様子と共にお話ししております。
出演:青山繁晴(参議院議員) 三浦麻未(青山繁晴事務所 公設第一秘書)
何人も中国で不当逮捕されているのに、中国進出をやめない日本企業。
自分たちは大丈夫だと、思っていたのではないのか。
中国はこちらがどんな些細な事と思っていても、報復してくる事もある。
妙な過信を持つ事は止めた方がよい。
それが社員を守り、そして日本の国益を守る事になるのだから。
ただでは済まさないのが中国。
何らかの取引があったとしても不思議ではない。
日本の為にも中国から今すぐ撤退して欲しい。
目先の儲けに目が眩んでいないのか。
これを日本国内に目を向けると、コロナ前には中国人観光客の爆買いに喜び、販路拡大をしていた日本の小売業者。
それがコロナで大損害した。
コロナでなくても台湾の様に難癖付けられると、パイナップルの輸入停止をした中国。
同じように、思わぬ事が理由として観光客の日本入国を禁止するのは十分あり得る。
更には日本在住の中国人留学生、中国籍従業員が本国の指示で暴動を起こす事もあり得る。
それぐらい中国は日本が想像しない事でも敏感に反応する。
思い出して欲しい。
中国漁船衝突事件で中国は何をしたか。
尖閣諸島国営化で中国は何をしたか。
前後するが長野での北京五輪聖火リレーの騒動を忘れたか。
中国は民主主義国家ではない。
中国は独裁国家であり中国共産党の指示なら何でもすると言っても過言でない。
中国には国防動員法がある。
中国には反スパイ法もある。
高市早苗さんが総裁選の時に指摘していた中国共産党規約と会社員法も。
米国では今後TikTokの使用禁止法案も提出中だとか。
こう考えると日本はあまりにも中国を信用し過ぎ。
これだけ日本人が不当逮捕されているのに他人事だと思っている政治家に企業経営者たち。
中国は普通の国ではないともっと警戒して欲しい。