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失職選んだ斎藤知事、資質欠くと言われても自身の正当性にこだわる

2024-09-27 16:43:00 | つぶやき

失職選んだ斎藤知事、資質欠くと言われても自身の正当性にこだわり でも勝算は「ない」(産経新聞) - goo ニュース

2024/09/27 07:30

兵庫県議会から全会一致の不信任決議を受けた斎藤元彦知事が取った選択は、失職だった。26日の記者会見では、3年間の県政改革の「実績」を強調し、告発文書問題の対応も適切との認識を改めて示した。不信任決議で「資質を欠く」との烙印を押されながらも、改革継続の是非を争点に出直し知事選に臨む姿勢からは、自身の正当性へのこだわりが透ける。

「改革を止めるわけにいかない。今回辞職ではなく、失職し、出直していきたい」。斎藤氏は記者会見でこう述べた。

辞職と失職−。現職の知事でなくなる点は同じだが、斎藤氏にとっては全く意味が異なる。

なぜ辞職を選ばなかったかと問われ「4年間の任期を全うしたいとの強い思いがあり、自ら職を辞することは、選択肢としてなかった」と説明。「辞めるよりも、続けていく。仕事をしていくことも責任の果たし方だ」と持論を展開した。

一定の責任は認めつつ法律が定める自動失職を選ぶことで、自身の非をできるだけ認めない形を取ったとみられる。

斎藤氏は議会解散についても「考えていなかった」と否定した。文書問題の対応を問題視され、自らの信を県民に問うのが筋との考えからだ。

会見では、決断に際して一番悩んだ点は「出直し選に出るかどうかだった」と語ったが、不信任後の斎藤氏の動きは、すでに選挙を意識していたようにもみえる。

斎藤氏は不信任翌日の20日以降、NHKや民放の情報番組などに相次いで生出演。文書問題の対応については従来の説明を繰り返す一方、県立大の授業料無償化など実績を訴える場面が目立った。斎藤氏本人は否定するが、議会側からは「出直し選に向けた布石だ」との声が上がった。(以下略)

秋のライン「秋の味覚」

昨日は斎藤知事が失職か、との速報が流れ、その後記者会見がありました。

NHK始め、民放各社も報道し、昨日は自民党総裁選よりも兵庫県知事進退問題が脚光を浴びていた感じです。

関西限定かもわかりませんが。。。。

 

最近になり斎藤知事頑張れ!の声が増えています。

そして昨日の会見でも自画自賛と言いましょうか、知事自身も公約達成を述べていました。

ただ、その内容を見ても公用車の見直し、県立大の無償化、知事報酬カットで達成率98.8%。

 

県立大無償化も一部の人が恩恵を受けるものですし、そもそも達成率なのか着手率なのか・・・

ここ最近よくテレビに出ている泉房雄さんがデマと言っています。 

 

こちらのサイトに詳しくあります。⇩

兵庫県斎藤知事の公約実現率が98.8%? 着手のみで未達成のものを含む【ファクトチェック】 (factcheckcenter.jp)

 

今朝のワイドショーでも泉さんは斎藤知事を批判していました。 

 

ところで斎藤知事は自分の非をなぜ認めないのでしょう。

一番の問題はおねだり問題ではありません。

この問題の切っ掛けとなった公益通報です。

犯人捜しをし、厳しく追及するのは間違っています。

そしてパソコンや携帯まで押収して調べ上げるとは。。。

県側にそこまでする権限があるのかと思います。

勿論、パソコンは公用ですから所有者は県、元局長はそれを借りて仕事をする立場。

更にはパソコンを個人的な利用をしていたとも言われています。

しかし、そうであっても職権乱用になりますしこれでは警察が犯人を調べ上げるのと同じではありませんか。

 

吉村知事も告発者探し、告発者潰しは間違いだったと述べています。

記者会見で嘘八百、誹謗中傷だと言い、更には元局長の退職を引き延ばして停職処分をした知事。

それが引き金になったのか不明ですが、元局長は死を持って抗議すると自死したのは事実です。

 

最初、元局長は報道機関に告発書を送り、内部告発はそれから1か月遅れ。

なぜ同時に送らなかったのかと言われていますが、知事側に握り潰されると思ったからではないでしょうか。

そもそも記者から何度も告発者に懲戒処分にした事は正しかったか問われると、

一貫して間違いではなかったと言っている知事です。

吉村知事からも問い質されたようですが、納得しなかった様子です。

 

知事の拠り所は内部通報窓口の弁護士の判断が大きいと思います。

報道機関に送った文書は「内部告発には当たらない」と弁護士は判断したと言われています。

とはいえ、県側の弁護士です。

弁護士と言えども公平な判断だったのか少々疑問です。

法律上、公益通報か否かの判断は難しく、法の抜け道があるとも言われています。

しかしそうだとしても犯人捜しを徹底的にし、懲戒処分をしたのは行き過ぎです。

 

元局長は定年間近だったと言われていますから県内部には詳しいと想像できます。

ですから内部窓口に通報すれば握り潰されると懸念したのではと想像します。

 

では県の弁護士は誰なのでしょう。

「知事告発文」の内部調査に協力した弁護士は利害関係者、専門家「客観性や中立性に疑義ある」 : 読売新聞 (yomiuri.co.jp)
 
 
記者から何度も内部通報や道義的責任を問われても頑な態度の知事です。
 
自分は悪くない、自分の判断は間違っていなかったと一貫しています。
 
それも公益通報に当たらないとした弁護士の最初の判断が大きいです。
 
そしてその弁護士は告発書された協会の顧問弁護士と言うのです。
 
そんな弁護士が正当な判断を出来たのかも疑問です。
 
百条委員会でこの弁護士の意見を聞いたのかどうなのかわかりません。
 
 
ただ、この問題を長期間にわたり議論し、知事としての公務の時間を削いだのも事実です。
 
これは金額には現れませんが、県政としては相当な損害です。
 
また知事選をするとなれば18億円の経費もかかると言われています。
 
これらの事を知事を激励している人達はどう思っているのでしょう。
 
そしてマスコミはもう少し問題点を整理して報道してもらいたいです。
 
 
 
※追記です。
 
百条委員会で山口弁護士が解説されています。
 
 

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