【ぼくらの国会・第525回】ニュースの尻尾「恐怖の三人」
「ニュースの尻尾」484回目は、G7広島サミットにより、大きく局面が変わった、中国・ロシア・ウクライナの今後についてお話しております。
出演:青山繁晴(参議院議員)
三浦麻未(青山繁晴事務所 公設第一秘書)
★収録は5月25日。
恐怖の三人?
プーチン、習近平、金正恩だと思っていましたが、サムネイルにもある様に金正恩ではなくゼレンスキーさんだったのですね。
広島サミットで中国とロシアは追い詰められました。
中国は垂水大使を呼びつけて苦言を呈し、対して垂水さんは言うべき事は言ったと。
中国は日本に「バカにしやがって!」とお怒りだったとか。
しかしロシアはすぐには反応しなかった。それどころか茫然自失だと青山さん。
まさか戦時中のゼレンスキーさんが極東の日本に行くとは思っていなかったと。
そうですよね。
参加するとしてもリモートでの参加だと言われていましたから。
習近平は対抗するかのようにロシアの首相を呼び寄せました。大統領ではなく首相です。
首相は国内向けの存在ですから権限もない立場です。
中ロ対G7? 中立の国も西側寄りに?
インドのモディさんはゼレンスキーさんと握手していました。
ブラジルのルラさんはゼレンスキーさんを会えなかったと少々お怒りでしたが。。。
これもゼレンスキーさんの作戦だったのかもわかりませんね。
ゼレンスキーさんはクリミアも取り戻そうとしている?
そこまで考えていたとは思いませんでした。
ではプーチンさんはどうする?
小型戦術核を使う?
ではどこに?
使いたいけど使える場所がない?
そうですよね。ウクライナはロシアの隣国ですから。
また今後ウクライナを手に入れるつもりなら核で破壊された土地をどう利用するのかです。
核で汚染された農地で何を育て、収穫するのか。
また親ロシア系の住民が犠牲になれば彼らの恨みを買う事にもなります。
そう考えると、手に入れるつもりのウクライナ領土を攻撃し、農地や建物を破壊し、
橋や道路も破壊したら復興するのも時間とお金がかかるのに。と思いますね。
プーチンは追い詰められ、習近平は仲介者になるつもりがその思惑が崩れ、益々終戦が遠のいたという事なのでしょうか。
少なくとも停戦に持ち込めそうだったのがゼレンスキーさんの行動力でそれもなくなったのか。
どうも先が読めません。
この世から独裁国家が無くなり、不当な侵略者が窮地に立たされ、そして平和な世界になって欲しい。
その願いが叶うのはいつになるのでしょう。