4日夜、福岡市役所で記者会見した井口宏樹・市保健福祉局理事は「院内感染が起きた。市内で3か所目のクラスターだと考えている」と険しい表情で話した。

 同市の1日当たりの感染者は今月に入り、日を追うごとに増加。15人の感染が判明した3日には高島宗一郎市長が「『感染拡大警戒地域』という段階に移った」と述べたばかりだった。

 市によると、3日に発表した感染者の1人が福岡記念病院で脳神経外科を担当する男性看護師だった。院内での接触者を調べたところ、新たに看護師ら職員9人入院患者2人計11人の感染が判明。12人は現在、病院内で隔離し、治療を行っているという。

 同病院もホームページ(HP)で院内感染の発生を公表。市などによると、新規の入院や救急を含めた外来診療をやめ、入院患者の治療のみを行う方針という。病院関係者は読売新聞の取材に「保健所の指導のもと、適切に対応している」と話した。外来診療の再開時期については、状況を確認しながら検討する。

 市や同病院のHPによると、同病院は市西南地区の救急医療の基幹病院で、地元の医療機関と連携する地域医療支援病院にも指定されている。内科や外科、小児科など35の診療科があり、病床数は239床。井口理事は市内の医療体制にゆとりがなくなっているとの認識を示した上で、「ほかの医療機関と連携しながら、医療崩壊を起こさないようにしたい」と話した。

 福岡県内では、北九州市門司区の新小文字しんこもんじ病院で、医師や看護師、薬剤師ら医療スタッフ19人の集団感染が起きている。

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クラスタ―が全国各地で発生しています。

そして。。。。

そして院内感染も各地で発生しています。

今まで、医療業務内での感染だと思っていました。

無症状や風邪症状の患者を診察しての感染、

もしくは面会者が院内に持ち込んだのだと。

しかし、昨日や今日の医療従事者の無責任な行動が原因だと知った今、

医師や看護師への見方が変わりました。

 

現在の有事とも言える日本。

一番頼るのは医療機関です。

政府からの援助が必要なのは分かりますが、命あっての支援です。

万が一、自分が、身内が、友達が感染した時に頼るのは病院です。

医師の皆さん、看護師の皆さん、その他医療関係者の皆さん、

あなた達は住民に頼られているのです。

 

多くの感染者が出て、医療崩壊が危惧されています。

感染者が起因の崩壊の前に、無節操な医療従事者がウイルスをばら撒いている事実。

呆れます。

もう日本は終わりなのかと思ってしまいます。

自粛、自粛。

罰則のない要請。

それでも何とかこれ以上悪くならない様にと、個々人が我慢しています。

 

福岡記念病院での院内感染の原因は報道されていませんから、

彼らが夜の街で遊んだとか、カラオケに行ったとかは不明です。

でも、患者さんにも感染させている事実を重く受け止めてもらいたいです。

勿論、患者自身、もしくは患者の家族からの感染かもわかりません。

 

しかし、横浜や岐阜の院内感染の原因を知った今、

今までの多くの院内感染の何割かは医療従事者の自覚のなさが招いたと思います。

もっともっと、医療従事者はどんな立場なのかを自覚してもらいたいです。

そして国民全員がこの事態に危機感を持つべきだと強く感じます。