5月31日横浜現地調査と河嶋巧一さん(R6.5.18)
令和6年5月18日土曜日「荒木和博のショートメッセージ」第1485号。
5月31日に横浜で現地調査を行いますが、その一つの焦点が関東学院大卒業直後に失踪した河嶋功一さんです。
そしてその周辺で様々な事件が起きています。
当日はYouTubeライブも行います(このチャンネルではなく調査会のチャンネル)。ぜひご覧下さい。
荒木さん達特定失踪者調査会の皆さんは何度も拉致された(可能性が高い)方が住んでいた街に訪れて
拉致されたルートを歩き、何か見逃した事は無いか、何か新しい発見がないかと現地調査をされています。
これこそ原点に返れ、という事でしょうか。
拉致現場と言えば新潟や福井を想像しますが、神奈川県で失踪した人も多いそうです。
またよど号事件の犯人と結婚し、有本恵子さんを欧州から連れ出した八尾恵のスナックは横須賀にあり、
近くにある防衛大学校の学生を拉致する指令を受けていました。
ですからもしかしたら防衛大学校の学生の何人かは拉致された可能性もあります。
今回の現地調査は河嶋さんの失踪したルートを辿るのですが、
河嶋さんは1982年3月20日、横浜にある関東学院大学を卒業し、翌日の引っ越し後に行方不明になっています。
大学では原子炉などで使うロボットアームについて学んでいる事から北朝鮮のミサイル開発に関わったのではと言われています。
また失踪から27年後の1991年には金正日総書記とミサイル技術者たちとの集合写真によく似た人物が。
う~ん、、、、似ていると言われたら似ている様で、そうでないと言われれば別人の様な。。。。
正直よく分かりません。
河嶋さんは言葉巧みに騙されて北朝鮮に行き、大学での研究を活かすミサイル開発に関わったのでしょうか。
それは想像の範疇ですが、十分あり得る話です。
北朝鮮の工作員が日本海沿岸に上陸して蓮池さんや地村さんらを無理やり拉致した事がよく知られていますが、
在日朝鮮人や日本人が手引きしたり協力したとの話も聞きますし、
有本恵子さんの様に日本人が言葉巧みに騙して連れて行った場合もあり
いずれも協力者の存在が大きいです。それも日本人が拉致に関わったと聞くと憤りさえ感じます。
暴力的に連れて行かれた日本人、騙されて北朝鮮に行った日本人、そして自らの意志で行った日本人。
様々な経緯があるでしょう。
悔やんでも悔やみきれない気持ち、そして絶望もあったでしょう。
そんな日本人を助け出す義務が日本にあります。
国家の使命は国民の命、領土領空領海を守る事だと言っていた高市早苗さん。
高市さんも含めて、全ての国会議員はこれらの義務、責務を忘れないでもらいたいです。
そして一日も早く、拉致被害者を取り戻してもらいたいです。