一時的に「原発ゼロ」へ=大飯再稼働間に合わず―枝野経産相(時事通信) - goo ニュース
枝野幸男経済産業相は15日、徳島市内のホテルで講演し、国内で現在唯一稼働している北海道電力泊原発3号機(北海道泊村)が5月5日に定期検査入りするため、「(原発の稼働は)5月6日から一瞬ゼロになる」と明言した。経産相が運転中の原発がいったんゼロになるとの見方を示したのは初めて。
枝野経産相は関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働について、14日に福井県やおおい町に協力を要請したばかり。地元などの理解を得て再稼働するには相応の時間がかかるため、一時的に原発ゼロとなることを認めた形だ。
その上で経産相は「後戻りせず一直線に原発を減らしていく」と説明。さらに「半年、1年だけ原発がゼロになっても、また原発に依存してしまうのでは仕方がない」とも述べ、原発依存からの脱却を着実に進める考えを強調した。
一方、今夏の需給については「原発がないと相当いろいろなところに無理がくる」と指摘。関電大飯原発3、4号機の再稼働について、いずれ地元住民や国民の理解を得られるとの見方を示した。
枝野大臣の原発に関する発言がブレまくりです。
1月には再稼動は慎重であるべき。と言い
2月には科学的に大丈夫で地元の理解があれば稼動させるべき。と言い
4月になってからは目まぐるしく発言が変わっています。
慎重発言が翌日には推進発言になったり、
更に13日からはまるで日替わり弁当みたいです。
特に14日にいたっては知事との会談で推進論だったのが直後の記者会見で慎重意見です。
で昨日のニュースでも「原発稼動は一瞬ゼロになる」ってまたもや
「直ちに健康に影響がない」発言を連想しそうな、言い回し方。
ということは、全ての原発が停止するけど直ぐに稼動させるって事?
これが大臣と言う要職につく方の発言なんでしょうかね。
国民をバカにしているとも取れる言い方です。
そもそも、大飯原発って関電が政府に提出した工程表では
免震棟完成も、ベント時の放射性物質の除去フィルターの整備も2015年です。
そして驚いたことに、計画さえ立てていたら未完成でも
場合によっては福井県に再稼動の協力を要請し、地元の理解があれば再稼動するとか。
ビックリですね。
野田も、枝野も判断力ゼロ、想像力ゼロということがよくわかりました。
福島原発の事故から何も学ばなかったようです。
今なお故郷に帰れなく、そして今後帰れる見込みもない福島の方たちの苦しみ。
野田も、枝野も全く理解していないみたいですね。
ホントにもう、どうしようもないです。