処分受けた兵庫維新の県議2人は無所属で議員続ける意向 増山県議「皆様に知ってもらうべきという思いは変わらない」(ABC NEWS 関西ニュース) - goo ニュース
2025/02/26 19:23
NHKから国民を守る党の立花孝志党首に情報を提供したとして、兵庫維新の会は県議会議員2人に「除名」と「離党勧告」の処分を言い渡しました。
兵庫維新の会の金子道仁代表は26日、「県知事失職の黒幕は(死亡した元兵庫県議の)竹内県議」などと書かれた文書を、立花氏に提供する場に同席していた岸口実県議を最も重い「除名」処分にしたことを明らかにしました。
兵庫維新の会は、真偽不明の他者に対する誹謗中傷を含んだ文書を、百条委の副委員長や維新県議団の団長であり、知事選で清水貴之候補の陣営ナンバー2の選対本部長代理でもありながら、不利益行為を行ったことを処分理由としています。
また、非公開の百条委員会の音声データを立花氏に提供していた増山誠県議については、2番目に重い「離党勧告」処分としました。増山県議はすでに離党届を提出しています。
情報提供の意図を持って、立花氏と電話でやり取りした白井孝明県議については26日、党紀委員会に調査を諮問したということです。
処分を受けた岸口県議と増山県議は取材に応じ、無所属で議員を続ける意向を明らかにしました。
改めて、自身が行った行動について問われると…
(岸口県議)「今振り返って本当に軽率であったとしか言いようがない。本当に申し訳ないです。処分理由についても指摘の通り全て受け入れています」
(増山県議)「(Q.『マスメディアが伝えないからやった』という思いは?)その点については今も変わらずです。みなさまに知っていただくことが必要だと思った次第」
「(Q.その点は反省されないのですか?)終始一貫して、みなさまに提供して行動してもらうべきだという思いは変わっていない」
兵庫県知事選で、斎藤知事再選を後押しした岸口実県議と増山誠県議。
あとおまけの様な白井孝明県議。
この3人は斎藤知事再選の為に立花氏を利用した県議です。
立花氏を頼り、その発信力に期待したのですから、ある面、卑怯とも言えます。
その期待は見事的中し、思った以上に立花氏はデマを方々で拡散し、
更には奥谷委員長の自宅前まで押しかけ、恫喝までしてくれたのです。
わざわざ選挙に影響しない様に告示後の百条委員会を秘密会にしていたのに、
増山氏に至っては議論を「隠し録音」し立花氏に渡す悪質さです。
今日の記者の質問にも
「立花氏に録音データを渡したのは県民に知ってもらう為であり、今でもその気持ちに変わりはない」と。
まるで分っていません。
それは立場を弁えず、ある意味選挙妨害をしたのですから反省すべきです。
それを自慢げに話す増山氏。
何の為の秘密会だったのか未だに理解できないようです。
告発者の不倫問題や官能小説と告発文とは関係ないとまだ理解できないのです。
告発者は不倫と、告発文がデマなのかどうかは関係ありません。
目的は明らかです。
こんな不倫男の告発文は信用できないと印象付ける為であり、
「告発文は嘘八百だった」と有権者に思わす為の行動だったのです。
岸口県議は「竹内県議は黒幕」との情報を立花氏に渡す時にその場にいたとの事。
しかし岸口氏は百条委員会の副委員長であり、維新県議団団長であり、
対抗馬の清水貴之氏の選対本部長代理という責任ある立場だったのが問題視されたのです。
更には黒幕だと指摘した竹内氏が自死した事も問題視され、
結局は一番重い「除名」処分になったのです。
しかし、選挙に大きく影響を与えたのは増山氏からの音声データ。
ですから岸口氏同様、増山氏も除名処分するべきでした。
処分後の開き直り、そして事の重要性も理解できない増山氏。
開き直りであり、英雄気取りとしか思えない発言には驚き、そして腹立たしさで気分が悪くなるほどです。
今回の情報漏洩で維新の会はガバナンス不全と言われているのに、
この増山県議の発言です。
繰り返しになりますが、元県民局長の告発文は事実かどうかです。
その事と元県民局長の素行は関係ありません。
10人と不倫してた、中には不同意性交もあった、等々立花氏が真偽不明の事をまき散らし、
そのデマとも言える情報を信じている人がまだいる事に驚きます。
いくらマスコミが事実を報道しても、「オールドメディアは信じられない」で片付けられます。
事実は何か。
信用に足る事は何か。
それは議事録や会議の映像で確認するしかありません。
SNSとオールドメディア。
今回の兵庫県の問題でこの事がクローズアップされました。
闇雲にオールドメディアは信用できない、と決めつける事は危険です。
そして是々非々で考える事の重要性も知ってもらいたいです。
左と右。
革新と保守。
決め付けて論じる事は危険です。
真実は何か、よく考えるべきですし、
告発文の7項目は事実か否かは百条委員会で議論されています。
この結果も近日中に発表されるでしょう。
最初はおねだりやパワハラだけが注目されましたが、その他の項目はどうだったのか。
特に県の予算が絡んだ問題はデマなのかどうなのか気になります。
ちらほら優勝パレードの話が出て来ています。
全体的に告発文はどうなのか。 デマなのか嘘八百なのか。
斎藤知事の「嘘八百」「公務員失格」と記者会見での発言は強く印象に残っています。
今回の維新の会議員の情報漏洩事件の元となったのは
元県民局長の公用PC内の私的文書であり、それを最初に把握したのは片山副知事。
その情報をプリントアウトして告発者を誹謗中傷し、選挙妨害をした県職員も大いに問題です。
知事として漏洩情報を拡散された県職員を見つけ出し、
記者会見の場で「公務員失格」とハッキリ言ってもらいたいです。
いつまでも逃げ回るのは卑怯です。
知事なら、もっと責任を果たしてもらいたいです。
そして斎藤さんでよかった、と思えるようにして欲しいです。