かるろす工房

趣味の「作り物」関係を中心に(?)いろいろ書いてます。昔から運動が苦手でしたが、何故かマラソンにはまり走ってます。

平尾台トレイルランニングレース2014走行記(後編)

2014-05-05 19:35:26 | マラソン走行記
やっとのことで登り上がりました。

ここから先は山の稜線をアップダウンを繰り返しながらのトレイルラン。

晴れていれば景色もよく楽しい走路です…が

今年はこんな感じ



風も強い



ガスに煙った中、ただ一人、山の稜線に沿った細いシングルトラックを風の音をBGMに走っていると

何とも不思議な感覚に囚われます。

やがて、天狗岩が見えてきました。



ここへと続く道はラピュタ道のようで、オイラの一番好きなところです。

晴れてたら最高に良かったけど、ガスの中に浮かぶ天狗岩もまた幻想的で良いかな?

天狗岩を回り山の中腹まで下ります。

去年はここの山腹にそった道でボランティアの男性がアコーディオンを演奏して応援してくれてました。

ちょっと感動して、とても嬉しかった。

「この天気では今年はいないよなぁ~」と思いながらその地点に行ったら、やっぱりいませんでした。

ま、当然ですが、ちょっと残念

山腹を抜け茶ヶ床のトレイルを走り最後のエイド、第6エイドに到着しました。

な、なんと、ここにアコーディオンの男性が!

嬉しくて思わず話しかけてしまいました。

去年あの場所で思いがけず演奏を聴いて感動したことなど話しました。

その方は去年の場所に行きたかったけど大会本部から今年は第6エイドに行くように言われたそうで残念がってらっしゃいました。

おそらく、何人ものランナーに声をかけられたのでしょうね、来年は絶対あそこに行けるよう本部に掛け合うと仰ってました!

でも、悪天候の時は無理しないでくださいね

別れ際、オイラのために「栄冠は君に輝く」を演奏して送り出していただきました!

嬉しくて涙が出そうでした

最後まで聴いていたかったけど、先を急がなければなりません。

後ろ髪をひかれる思いで、その場を後にしました。

さあ、あともう少し。

元気をもらって出発しましたが、脚の方は限界に近い。

まだまだアップダウンは続きます。



走るというより歩く感じです。

そして、やっとトレイルを抜け舗装道に出ました。

フィニッシュはもうすぐそこです。

ヨタヨタと走りながら平尾台自然の郷へのゲートを通り、会場内へ。

声援を受けながら最後の力を振り絞って走ります。

フィニッシュ地点には石川弘樹さんの姿が

ハイタッチでランナーを迎えてくれてます!

MCのお姉さんもランナーの名前を呼んで祝福してくれてます。

去年、オイラがフィニッシュした時はジャンケン大会があっていて

ほとんど誰もいない感じでのフィニッシュだったので少し寂しかった。

今年は最高ですね!



タイムは7時間33分35秒

去年より速いけど距離が4kmカットされてなかったらタイムオーバーでしたね

完走証を頂き記念撮影





冷えた体にミネストローネスープが美味しかった!



靴はご覧のとおり泥だらけ



距離は36kmでしたが、とてもきつかった。

GPS時計のデータ






でも、来年もエントリー合戦に参戦するんだろうなぁ~


(おわり)




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平尾台トレイルランニングレース2014走行記(中編)

2014-05-05 12:40:17 | マラソン走行記
公園内を抜け車道からトレイルへと入っていきます。

小山を上りあがるとそこはもうカルスト台地



ランナーが1列になって走っている姿はシングルトラックならではですね。

この辺りは地面が固く、ぬかるんでいないので走りやすいです。





稜線に沿ってアップダウンが続きます。

岩の上に立ってランナーに声援を送っている男性が…



プロデューサーの石川弘樹さんでした!

スタート地点から先回りをして、わざわざ来て応援してくれるとは!

ありがたいですね~



小雨が降る中、みんな黙々と走ります。

急な下りで足を滑らせ早々に尻餅をついてしまいました

なんか先が思いやれます。



前方の山を見るとランナーの姿が。



あそこまで登るのか~、分かっちゃいるけどキツイな~



山の上はガスがかかってます、てか雲の中かも。

ここから先、アップダウンを繰り返しながら山を越えて、昭和池まで下りていきますが、写真はありません。

とても撮れる状況ではなかったのです。

途中、一枚だけぬかるんだ道を撮りましたが、なんでこんなもの撮ったんだろうとう写真でしたね



危険だということで水晶山へと向かうルート4kmがカットされましたが、

それでも急な坂があちこちにあり、どう考えてもまともに降りられられないところも…。

みなさん、しばらく呆然と坂を見ています。

このままここにいるわけもいかず、覚悟を決めて下りますが、ぬかるんでいるので踏ん張っても滑りこけます。

みんな泥だらけになって降りていきます。

やっと下って先に行くと今度は登りが…。

登りは登りで、滑りまくりで先へ進めません。木や草につかまったり、這いつくばって登ります。

やっと登り終え、一息ついていると後ろの方から「きゃー」とか「えー」とか「いやー」とか

女性の悲鳴?嬌声?が山にこだましているのが聞こえてきました。

さっきの下り坂を降りている女性たちの声のようです。

なんか「くすっ」と笑ってしまった。

まぁ、笑いごとではないのですが、あの坂はバラエティ番組でタレントの方たちが

ヌルヌルした斜面を登ったり落ちたりしないようにする場面がありますが、あんな感じでした。


第2エイドを過ぎ森の斜面を下って昭和池の集落へと出てきました。

やっと舗装道を走れてホッとします。

昭和池を半周する形で第3エイドへと向かいます。

ここは第一関門でもあります。

遠くからホラ貝を吹く音が聞こえてきます。

エイドへ向かう階段の上でボランティアの男性が吹いてました!



そして、やっと第3エイドに到着。



スタートから3時間ほどかかりました。関門時間までは1時間ほどの余裕があります。

ここでは平尾台トレイルの名物、地元の方による杵つき餅を頂きます。

白とヨモギの2つセット。ヨモギはその場で食べて白はお持ち帰りにしました。

トイレも済ませ、早々に出立。時間はあるけど、この先はキツイ登りの連続なので

あまりゆっくりすると第二関門に間に合わなくなりますからね。

エイドを出て舗装道をちょっと行ったところから登り斜面に入ります。

ここもヌルヌル状態。何かにつかまらないと登れません。

林の斜面を抜けると今度は林道を走ります。

登り基調ですが、砂利道でぬかるんでないので走りやすいです。

キツイ坂は歩きますが、風景が変わらない単調な道は精神的にはこたえます。

そして第4エイドに到着。



ここから、また林の登り斜面へと入っていきます。

林を抜けると偽水晶山へと向かうキツイ3段山越えです。







霞んで見えないけど登り上がって後ろを振り返ったところ。


ここから先は道はぬかるんでおらず、アップダウンを繰り返しながら下り基調で第5エイドを目指します。



景色もよく、しばし足を止めて写真も撮ったりして





自分も入れて


そして山の下に第5エイドが見えてきました!



しかし、このあとエイドの後ろの山を登らなきゃいけないのです…。

山を下っているとエイドから女性が「エイドよ~!」と叫んでいます。

去年と同じボランティアの方でしょうか?嬉しい掛け声です、元気が出ます。

そして到着~



ここは蒸かしたジャガイモが名物。

たっぷりと粉塩をかけて頂きます。ちょっと芯があったけど美味しかった!

エイドの横が第2関門



さっき叫んでいた女性も写ってました。

第2関門も無事に通過

これで完走はほぼ間違いないです。

が、脚の疲労もかなりきてます。

まずは周防台606mの登山。息も絶え絶えに一歩一歩登り始めました。


(つづく)



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おはようございます(5/5)

2014-05-05 09:13:27 | Weblog
の熊本です。

太ももに張りと日焼けでちょっとヒリヒリしてます。

おにぎりマンは改造の余地が多々あるのでしばらくはお蔵入りです。

てか、マラソンシーズンも終わりですが

今週末は久しぶりのウルトラマラソン(霧島うるとら旅まらそん)です。

72kmの部に参加します

ウルトラマラソンと言っても趣旨はマラニックに近い感じなので、ゆるい大会のようです。

ま、ウルトラマラソンで「ゆるい」と言う表現は合わないかもですが…

阿蘇カルデラ前に今の自分の力を計る位置づけの大会でもありますのでしっかり走りたいと思います。

では、今日も一日元気にヨロシク~
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