木村忠啓の大江戸百花繚乱

スポーツ時代小説を中心に書いている木村忠啓のブログです。

松井ベースボールミュージアム

2008年09月20日 | スポーツの周辺
石川県小松市に松井秀樹ベースボールミュージアムがある。
もちろん、ニューヨークヤンキースで活躍する松井選手の記念館である。
周りには観光地はおろか、宅地もあまりないような場所に、ドンと殿堂のような記念館が建っているのを見たときは、びっくり。
住宅地の真ん中に建っているイチロー記念館とは、立地条件が違うものの、建物の立派さという点では、こちらに軍配が上がる。駐車場なども、馬鹿でかい。
まだ現役の選手の記念館というのもいかがか、と思う気持ちがないわけではないが、まあまあ見ごたえがある。
特に、場内で上映されているドキュメンタリーは、よかった。
展示物の中で、来場者の目を惹いていたのは、幼い頃、松井選手が書いた絵である。
「野球選手になりたいです」
誰だったか、夢は醒めるために見るもの、と言っていた人がいたが、現実のものとなる夢もある。
強く願う心と、絶え間ない努力。
オリンピックは見る人を感動させるけれど、四年に一回の大会のために一年365日、努力を続ける陰の姿を想像させるからかも知れない。
牛歩の歩みであろうと、夢に少しづつでも、近づいて行きたいものだ。





松井秀樹ベースボールミュージアムHP
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