北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

トイレへダッシュ

2015-05-10 20:15:00 | 旅行
自分の予想を大幅に超えて1日で497kmも走り八雲PAに到着。

頑張ろうと思えばもう少し行けるかも知れないが 夕暮れ時なのでここを宿泊地と決定。

噴火湾を見下ろす展望施設パノラマパークは閉店直後で 何も食べていない私はPAから歩いて白樺並木の美しい一般道を横断し 近くにある「ハーベスター八雲」へ。



元々はケンタッキーフライドチキンの試作農場としてオープンしたレストラン。通常は17時閉店なのに、今日は祝日なのでまだOK。
テイクアウトメニューから選んで車へ持ち帰りバクバク食べた。



陽が暮れてしまうと、車の中では何もすることが無い。それで必然的に早寝となってしまうのだが、慣れてしまってベッドメーキングも あっと云う間だ。

寝ようかと思っていると隣にミニバンが停車。二人の女性が降りてゴソゴソしていたと思ったら後ろの席から大型犬を二匹連れ出した。ワンチャンは外に出られるので大喜び。ハーネスを引っ張ってトイレ横の叢で「小」
それを確認したら、今度は女性が交代でトイレに入って「小」(多分)

そして戻ってきたと思ったら車のドアを開けて一旦停止。何をしているのかと思ったら、何とワンチャンの尻尾を持ち上げてテイッシュで拭いてあげている
ワンチャンの方も馴れているのでジッと動かずに されるがまま。
次に前足から順に肉球を1つずつ綺麗にしてもらい車へ。
もしかしたら、この女性達、ワンチャンに足を絡めて寝るのだろうか。



しばらくするとバスが2台到着。先を争うように男も女もトイレ目がけて150m程の距離を小走りのレースが展開。
余裕のある人は走ることが出来るが、切羽詰まった人程 小股でチョコチョコなのでどうしても遅れる。
5つ程しかないボックスを先に勝ち取った人は余裕の笑顔で次々とトイレから出てくるが、そうでない人は疲れ切った表情で「やっと、やっと・・・・」と云う感じだ。

そして集団が戻った後、一人だけ遅れて出てきた女性。歩き方が変。
妙に内股で歩幅が狭いままだ。

もしかしたら・・・・もしかしたら やっちまったのだろうか。
それなら何とかしてあげなくてはと 心配してしまう。
今なら拭き方を見たばかりだから上手にできると思う。

ウエットテイッシュも確か車に積んでいたハズ。
頼まれたら、「いつでも拭いてあげよう」 と思っているのだが、私の優しさを知らない彼女は、車の横を ゆっくり ゆっくり通り過ぎた。