いよいよ積丹半島の海岸沿いを神威岬へ向かって走り始めた
。


神威岬への脇道に入ると路上をキツネがウロウロしている。多分餌を与えた人がいるのだろう。

自分で狩ることをやめて人からもらうことを覚えてしまった。
こうなると車を怖がらずに寄ってきて交通事故死することになるらしい。

神威岬の駐車場に到着。襟裳岬も強風で有名だが、ここも体が揺れる程の風を覚悟しなければならない。飛ばされそうな物を車に置いて坂道を上がる。

これを上がったら岬もすぐだと思ったら大間違い。これからが大変なのだ。

前回は延々と続く尾根道を見ただけで尻尾を巻いた。
それが心残りで今回は再挑戦。気持ちが違う。
振り返ると駐車場が小さく見える。

しばらく行くと関所のような門に到達。昔はこの先が女人禁制だったらしい。

ジェームスの存在を確認し気合を入れて関所を抜けた。

延々と続く木柵は まるで万里の長城のようだ。

横殴りの強風に飛ばされないように柵に捕まりながら進む。
高い所が苦手な私は必死だ。

一部金属製の橋が渡された所では下からビュービュー風が吹き上がり、女性が通ったらモンローのように「おぉ、モーレツ」なんてことになるのではないかと期待充分なのだが、今の場合、そんな余裕は無く とにかく手摺にガッチリ掴まってヨタヨタと先へ進む。

梯子みたいな所もあって「途中で諦めました」と云う方もいて何度も気弱になりかけたが、私より年上の御夫婦に「もう少しですよ」と励まされて先を目指す。

やっと灯台まで来たが、先端は まだ先のようだ。

そして、何とか神威岬の先っぽへ到着。

もう二度と来ることは無いと思いながら 岬周辺を撮影した。

また同じ道を戻るのかと思うと気が遠くなるが、今はもう頑張るしかない。

ヨタヨタと手摺を握って一歩一歩 戻り始めた。




神威岬への脇道に入ると路上をキツネがウロウロしている。多分餌を与えた人がいるのだろう。

自分で狩ることをやめて人からもらうことを覚えてしまった。
こうなると車を怖がらずに寄ってきて交通事故死することになるらしい。

神威岬の駐車場に到着。襟裳岬も強風で有名だが、ここも体が揺れる程の風を覚悟しなければならない。飛ばされそうな物を車に置いて坂道を上がる。

これを上がったら岬もすぐだと思ったら大間違い。これからが大変なのだ。

前回は延々と続く尾根道を見ただけで尻尾を巻いた。
それが心残りで今回は再挑戦。気持ちが違う。
振り返ると駐車場が小さく見える。

しばらく行くと関所のような門に到達。昔はこの先が女人禁制だったらしい。

ジェームスの存在を確認し気合を入れて関所を抜けた。

延々と続く木柵は まるで万里の長城のようだ。

横殴りの強風に飛ばされないように柵に捕まりながら進む。
高い所が苦手な私は必死だ。

一部金属製の橋が渡された所では下からビュービュー風が吹き上がり、女性が通ったらモンローのように「おぉ、モーレツ」なんてことになるのではないかと期待充分なのだが、今の場合、そんな余裕は無く とにかく手摺にガッチリ掴まってヨタヨタと先へ進む。

梯子みたいな所もあって「途中で諦めました」と云う方もいて何度も気弱になりかけたが、私より年上の御夫婦に「もう少しですよ」と励まされて先を目指す。

やっと灯台まで来たが、先端は まだ先のようだ。

そして、何とか神威岬の先っぽへ到着。

もう二度と来ることは無いと思いながら 岬周辺を撮影した。

また同じ道を戻るのかと思うと気が遠くなるが、今はもう頑張るしかない。

ヨタヨタと手摺を握って一歩一歩 戻り始めた。

