北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

凝っているもの

2015-12-10 22:32:55 | 日記
今日・明日と中国からのPM2.5が北海道を覆うとの予報だ。
だから換気口を閉めきって一日中家に籠った。



空は晴れているのだが流れている雲からPM2.5が降り注いでいるように思えてしまう。

さて、家の中では何もすることが無い。テレビも飽きた。
仕方が無いので部屋を少しだけ片付けて字の練習。

そう云えば、最近 万年筆に凝っているのだ。
万年筆と云っても 何万円もする高級品ではなく1000円程度の廉価品。

考えてみると万年筆との出会いは、中学へ進学した時のプレゼントだ。
親戚の方から頂いた進学祝いに万年筆があったように記憶している。

鉛筆しか持ったことのないガキが、急に学生服を着て万年筆を持った途端、少し大人になった気分(笑)

18金の輝くペン先が嬉しくて仕方がなかった。

しかし、この万年筆と云うもの、鉛筆しか使った事のない子供には扱いづらい。インクが滲むしペン先が紙にひっかかる。
それで いつしか引出しの奥に置かれたまま忘れ去られた。

それが最近、安物の万年筆がブームのようで、書店に並んでいるのを見ているうちに1本欲しくなってしまった。

中字用を購入して使ってみると、18金ではないのに昔のペン先とは大違いの滑らかさ。紙の上をスケートのようにペン先が滑る。




万年筆ってこんなに楽しい筆記具だったのかと見直してしまい、細字から中字のものを色々と買い揃えてしまった。




細字用は、やはりペン先が尖っている分だけ硬さがあるが、一番のお気に入りはPelikano junior と云うドイツのペリカン社が子供向けに作った万年筆。
お子様が持ちやすいように窪みが付いている。

これがバカにできない素晴らしさ。1500円程度なのに高級万年筆を凌ぐ逸品なのだ。
置いていない文具店が多いので思わず予備にともう一本買ってしまった。

キーボードを叩くようになって字を書く機会は減っていたが、今はもう字を書くのが楽しくて仕方が無い。

テレビの前にノートを置いて、メモ魔が一人誕生した。