北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

除雪の鬼

2015-12-22 21:55:24 | 日記
積雪ゼロだったのに、昨夜から雪がチラチラ舞っていた。
そして今朝、外は見事に一面の銀世界。

降雪量は、幸いにも足首程度のようだ。
この位なら数日で溶けると信じる「自然派」の私。

居間へ下りてみると、既にルンバは汗止めのタオルを巻いて江戸時代の火消しのように ヤル気満々だ。
軟弱な「自然派」の私は、部屋の隅で小さくなって朝食をとった。

外へ飛び出した「除雪の鬼」ルンバを横目にパソコンの部屋へ逃げ込んでみると、何と椅子の上に私の腰痛ベルト(コルセット)がきちんと出してあった。

「パソコンで遊んでいないで さっさと出てこい」と云う無言の圧力だ。

まあ、ウォーキングもできないし脂肪を燃焼させるために少し頑張ってみるかと ベルトをグイッと巻いて外へ出た。



黙々と「ママさんダンプ」を押して頑張るルンバは SLのようだ。

その気合に押されて私も雪を運ぶのだが 5回も頑張ると疲れるし飽きてくる。

ルンバは余力があって隣の車庫前や近くにあるゴミ捨て場の雪まで運んでいる。

最近 ドスコイ体型に身体ができあがり、しゃがんだ途端 タイツの尻が大きく裂けたと嘆くスリスリも脂肪を燃やそうと除雪に参加したので私は適当にサボることができた。



町内のあちらこちらで雪かきが行われているが、新聞配達の足跡もなく除雪の痕跡がない家は空き家なのだろう。そんな家がブロックに一軒はある。



団地の中にあった商店や寿司屋も閉店した。

少しずつ寂しくなる団地の道を郵便局のバイクが軽業師のように走り抜けた。