天気が良さそうなので一眼カメラに三脚とリモートスイッチを持って車に乗り、先月開通したばかりの外環を通って東へ向かった。
この新道、思っていた以上に利用する車が多くて、もしかしたら さらに東の別保までの延長が繰り上げになるのではないだろうか。
約1時間で厚岸町(あっけしちょう)到着。
厚岸町はブランド牡蠣で有名な町だが、この町をウロウロして撮影してみようと思った。
道の駅から町を眺め、厚岸大橋を渡ったり戻ったりして厚岸湾が見える場所を探したのだが、既に三脚の重さにギブ寸前。
他人の土地に堂々と三脚を立てて撮影するほど面の皮が厚くはないと云うことを理由の第一に掲げ、有名な国泰禅寺では、ついに手持ちでの撮影に切り換えた。
国泰寺(こくたいじ)は、江戸期に幕府により建立された蝦夷三官寺のひとつで徳川家の紋である三つ葉葵が威容を誇っている。
その当時、寺と云うよりは奉行所であり道庁のような役目を負っていたと思われる。
苔に覆われた前庭を歩きながら、さて この後 何処へ行こうかと思いながら思案を巡らせた。