北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

お願い、帰らないで・・・ とは云われなかった。

2017-03-14 19:22:48 | 旅行
フェリーが大きく舵を切った。
船尾から見える航跡が曲線になった。港に近付いてきたと云うことだろう。



未だ船内アナウンスは無いが、気の早い私は船室に戻ってリュックを背負って部屋を出た。



まるで母の胎内から出るように薄暗い船倉から陸の人となった私は嬉々として茨城を走り回った。









以前ケンミンショーで紹介された「ばんどう太郎」を見つけ「味噌煮込みうどん」を注文した。すでに午後4時だが、これが昼食だ。



以前は「名物に旨いものなし」なんて云われていたが、最近の名物は一味違う。
B級グルメ競争で各地が本気を出したようで「味噌煮込みうどん」もかなり旨かった。



さて食べたら後は寝れば良いだけなのだが、実は面識があって無いような方に呼ばれているので行かねばならない。

故郷が同じ才女がこちらで暮らしているのだ。

若かりし頃、街中でギターを弾いて歌っていた小さな少女を見た記憶があるのだが、それが彼女らしい。

昔、進学校ではない市内の商業高校から北海道一難関である北海道大学へ合格した人がいるとニュースになった。

多分、今でも商業高校史に残る出来事として刻まれているに違いないのだが、その才女がギターを弾いていた少女と同じらしいのだ。

呼ばれたからには、この才女に逢いに行かねばならない。
60キロを走り細い道を四苦八苦してやっと到着したのは夜。
そこは彼女が昔住んでいた家のようで、今は何かの集会所に利用したりしているらしいのだが築15年ほどしか経っていない立派な一軒家に出迎えられた。

「初めまして」の挨拶はしたのだが、ブログで何年も交流があるので すぐに打ち解けて大笑いで2時間近くも過ごしてしまった。

Tさんは自宅へ戻るので、この家に何日でも好きに泊って良いと云うのだが、一人で眠るのは怖いと云って辞退した。
(それじゃ 仕方がない。私も一緒に・・・・) と云うかも知れないと淡い期待を抱いたのだが、それじゃサヨナラとスンナリお別れ(涙)。

どうやら私はTさんの好みのタイプとはかけ離れていたようだ。

しばらくぶりの車中泊は気温が3度と冷え切り、寝袋の中で丸くなって眠った。

※毎日200キロ以上 知らない道を走るので かなり疲れます。
伝言やブログへの返信ができないと思いますが 許して下さいね。