北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

念力が効かない+斎王歴史博物館

2018-01-24 18:54:23 | 日記
首都圏で20センチの降雪があったようだ。

これは、数日前から予報されていたことなのに、何故か予めチェーンを巻かずに走り 立往生してしまう乗用車やバスにトラック。

スタックすることは予想できただろうに何故 夏タイヤのままで走るのかが不思議でならない。

雪が降る度に 毎年、毎年繰り返される都会の大渋滞。

オマケに色々な人が色々と面白いことをやっていて、映像を観ていると日本人って案外アホなのかも知れないと思ってしまった。

動けなくなった車の並んでいる坂道でスノーボードを楽しむ人。

前輪駆動車なのに、一生懸命 後輪にチェーンを付けようとしている人。

寒い中、素足にミニスカートの女子高生を見つけ、テレビ画面に向かって大声で叱るルンバ。

私はミニスカが好物なので滑ってパカッと転んでくれないかと思い、密かに画面に向かって強烈な念を送ったのだが・・・・・。

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★車中泊の旅(前回の続き) 斎宮 編

室生寺を出て、ナビにセットした行先は松阪の近くにある「斎宮歴史博物館」

これが間違いの素のようで、車はどんどん山奥に案内され、いつの間にか走っていたのは三ケタ国道。それも368号と恐ろしげな三百番代の道。



山奥なのに 美杉なんて云う道の駅があったりしてホッとしたのだが、そこからが本当の三ケタ国道入口だった。

国道なのに一車線になり対向車がきても逃げ場が無いような狭道。

国道なのに 堂々と掲示された「大型車通行不能」と書かれた看板。

その先には、「この先、大型車は通行できません」
そして ついに「大型車 絶対に通れません」の看板。

どうやら過去に警告を無視してチャレンジした大型車がいたようだ。

でも大型車と普通車は 長さは違うだろうけれど 車幅はそんなに違わない。
だから、普通車だってギリギリに違いない。



仁柿川沿いの崖道を血圧を上げながらハンドルを握り、やっと到達した仁柿峠。

記念写真でも撮りたいところだが そんな余裕は無くて、一刻でも早く広い道に出たくて二度と走ることは無いであろう この道を必死になって車を進めた。



斎王制度は、7世紀末に始まったとされる。

天皇や皇族の娘の中から天皇に代わって伊勢神宮に仕える女性を選び、天皇が代わるまで勤めさせたと云う。

斎王歴史博物館は、遺跡の上に遺跡を破壊するのを恐れて杭を使わずに建てられているらしい。



京都から葵祭で見たような大行列を組み、この地までやってくるのは大変だったろう。





展示されている人形の顔が どこか トボケタ顔をしているのが俗界と離れた苦難の生活を押し隠しているように感じた。







私は良かったなぁ・・・俗人で。
ミニスカのお姉ちゃんだって、チラ見できるものね。